特許
J-GLOBAL ID:200903065634804633

圧延材蛇行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-001456
公開番号(公開出願番号):特開平5-177229
出願日: 1992年01月08日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 高精度の蛇行制御を行うことが可能な圧延材蛇行制御装置を得る。【構成】 圧延機(1) の両サイド位置に配設した各圧下駆動装置(5,6) をそれぞれ制御する圧下位置制御装置(17,18) の圧下位置基準を、圧下位置レベリング量によって補正して蛇行制御を行うに当たり、蛇行量検出手段(101,102) が圧延機(1) の出側における圧延材の蛇行量を検出すると、レベリング量演算手段(106)は検出された蛇行量を入力し、比例、積分及び微分の各演算のうちの少なくとも一つの演算を実行して圧下位置レベリング量を演算する一方、張力検出手段(7,8) が圧延機(1) の入側における圧延材の両サイドの張力をそれぞれ検出すると、偏差演算手段(9) が張力偏差を演算し、ゲイン演算手段(104) は検出された蛇行量と、演算された張力偏差とをファジィ変数としてレベリング量演算手段(106)の適切なゲインをファジィ演算によって求め、乗算手段(105) は演算されたゲインによってレベリング量演算手段(106) のゲイン調整をする。
請求項(抜粋):
圧延機の圧延材幅方向の両サイド位置に配設した各圧下駆動装置をそれぞれ制御する圧下位置制御装置のうち、圧延材が蛇行する内側の圧下位置制御装置の圧下位置基準を圧下位置レベリング量によって減少補正し、外側の圧下位置制御装置の圧下位置基準を前記圧下位置レベリング量によって増大補正して圧延機出側の圧延材に対する蛇行制御を行う圧延材蛇行制御装置において、前記圧延機の出側における圧延材の蛇行量を検出する蛇行量検出手段と、検出された前記蛇行量を入力し、比例、積分及び微分の各演算のうちの少なくとも一つの演算を実行して前記圧下位置レベリング量を演算するレベリング量演算手段と、前記圧延機の入側における圧延材の両サイドの張力をそれぞれ検出する張力検出手段と、検出された前記両サイドの張力から張力偏差を演算する偏差演算手段と、検出された前記蛇行量と、演算された前記張力偏差とをファジィ変数として入力し、これらの入力に基いて前記レベリング量演算手段の適切なゲインをファジィ演算によって求めるゲイン演算手段と、演算された前記ゲインによって前記レベリング量演算手段のゲイン調整をする乗算手段と、を備えたことを特徴とする圧延材蛇行制御装置。
IPC (3件):
B21B 37/00 135 ,  B21B 37/00 BBH ,  G05B 13/02

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