特許
J-GLOBAL ID:200903065635230061

低活性度ポリジオルガノシロキサンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-224251
公開番号(公開出願番号):特開平5-320347
出願日: 1987年10月23日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【目的】 クリープの原因となる、ポリジオルガノシロキサンガムと補強用シリカの間の反応を低減する方法を提供すること。【構成】 粗ポリジオルガノシクロシロキサンとカリウム又はセシウムの炭酸塩又は重炭酸塩とを混合し、混合物を加熱した後、濾過してその塩を除去する。この処理物はさらにストリッピングを行なうことにより、ポリジオルガノシクロシロキサンに対し1ppm 以下の水酸基含分を有するポリジオルガノシクロシロキサンを得ることができる。このポリジオルガノシクロシロキサンとトリオルガノシロキシ末端封鎖剤及び重合触媒を混合し昇温して重合後、触媒を中和し、冷却する。
請求項(抜粋):
(A)粗ポリジオルガノシクロシロキサンと0.5〜10重量%のカリウム又はセシウムの炭酸塩又は重炭酸塩を混合し、(B)乾燥ガスパージで上記混合物を70〜150°Cの温度に1〜5時間加熱して揮発性物質を運び出し、(C)室温まで冷却し濾過して前記塩を除去する、(D)前記工程(C)によって得られる生成物を出発物質として、更に該出発物質の約98重量%以上を運ぶのに十分な温度と圧力でストリッピングして、ポリジオルガノシクロシロキサンの0.1重量%未満の非揮発性物質と百万分の1部未満の水酸基含分を有するポリジオルガノシクロシロキサンを得、(E)前記工程(D)で得られるポリジオルガノシクロシロキサン生成物と、トリオルガノシロキシ末端封鎖剤及び重合触媒とを混合し、(F)該混合物をポリジオルガノシクロシロキサンを所望の程度に重合するのに十分な温度と時間にわたって加熱し、(G)前記重合触媒を中和し、そして(H)ポリジオルガノシロキサンから揮発物質を除去して、98.0重量%以上の非揮発成分と40より小さい活性度を有するポリジオルガノシロキサンを得ることから本質的になる低い活性度を持つポリジオルガノシロキサンの製造方法。
IPC (2件):
C08G 77/32 NUE ,  C08G 77/38 NUF

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