特許
J-GLOBAL ID:200903065635352442

生物細胞を維持及び培養に使用するポータブルカセット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-501994
公開番号(公開出願番号):特表平11-507229
出願日: 1996年06月07日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】細胞を外部環境にさらすことなく、携帯用カセット内の生体外で生物細胞を受け入れ、維持および培養するための装置および方法が開示される。携帯用カセットは、カセットに成長させる細胞を初めに接種し、細胞を細胞培養室内で所定のパターンで(例えば、均一に)分布させるプロセッサ装置と共に使用される。その後、携帯用カセットは、細胞がもっともよく増殖するように、細胞培養室を恒温培養する培養基装置と共に使用される。その後、該プロセッサ装置が携帯用カセットから増殖した細胞を採集するために使用される。どちらの装置も、カセットの無菌システムを妨げることなく、細胞培養プロセスの諸段階を通じて携帯用カセットの条件を調節するよう構成されている。さらに、カセットに関連するアップデート可能なメモリ装置が、細胞培養プロセスのさまざまな段階でカセットとその条件に関する重要な情報を記録する。こうした情報は、後の記録目的と、何らかの装置の故障や重大な警報状態が生じた場合細胞培養プロセスの再開を促進する目的とのために有用である。
請求項(抜粋):
生体外で生物細胞を維持・培養するための装置であって、 携帯用細胞培養カセットと、 前記携帯用カセットを取り外し自在に受け入れ、前記閉じた無菌システムを外部環境にさらすことなく、生物細胞の生体外維持・培養の第1段階の間前記カセットを自動的に制御自在に調節する第1器具と、 前記携帯用カセットを取り外し自在に受け入れ、前記閉じた無菌システムを外部環境にさらすことなく、生物細胞の生体外維持・培養の第2段階の間前記カセットを自動的に制御自在に調節する第2器具とを含み、 前記携帯用細胞培養カセットが、 多量の生物細胞と培養基とを収容するよう構成され、培養基導入ポートと培養基排出ポートとを含む細胞培養室を形成するケーシングと、 前記細胞培養室の前記培養基導入ポートに接続され、培養基を収容するように構成された培養基容器と、 前記細胞培養室の前記培養基排出ポートに接続され、前記培養室から排出された培養基を収容するよう構成された廃液容器とを含み、 前記細胞培養室と、前記培養基容器と前記廃液容器とが外部環境に対して閉じた無菌システムを形成する装置。
IPC (3件):
C12M 3/00 ,  C12M 1/38 ,  C12N 5/06
FI (3件):
C12M 3/00 Z ,  C12M 1/38 ,  C12N 5/00 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平7-504570
引用文献:
前のページに戻る