特許
J-GLOBAL ID:200903065635724838

液圧倍力装置を備えたバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武蔵 武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-100417
公開番号(公開出願番号):特開平6-285732
出願日: 1993年04月01日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】 余分な突出部分が少なく、重量バランスに優れ、尚且つ作業性の向上に寄与し得る液圧倍力装置付きのバイスを提供する。【構成】 上記バイス1は、基台フレーム2と、固定的な固定ジョー3と、摺動自在な可動ジョー4と、可動ジョー4に螺合してそれを移動させるネジ軸5と、ネジ軸5の中心孔17内に回転・摺動可能に挿通されクラッチ装置7と液圧倍力装置8を介してネジ軸5に連結される中心軸6と、中心軸6操作用のハンドル22とからなる。そして締付力が増大するとクラッチ装置7が働いて中心軸6とネジ軸5の結合を解き、液圧倍力装置8がネジ軸5を押圧してワークを強力に締め付ける。而して本発明のバイス1は、固定ジョー3をハンドル22側に、可動ジョー4をそれと反対側に、クラッチ装置7をハンドル22側の端部に、液圧倍力装置8をそれと反対側の端部に夫々配置してなるものである。
請求項(抜粋):
工作機械のテーブルに固定設置される基台フレームと、該基台フレームに固定される固定ジョーと、基台フレームに摺動自在に取り付けられる可動ジョーと、基台フレームに回転且つ摺動可能に装着され、可動ジョーに螺合して該可動ジョーを移動させるパイプ状のネジ軸と、前記ネジ軸の中心孔内に回転且つ摺動可能に挿通され、クラッチ装置及び液圧倍力装置を介してネジ軸に連結される中心軸と、該中心軸の端部に連結されるハンドルと、からなり、ネジ軸に加わる締付抵抗が所定範囲内にあるときはクラッチ装置が中心軸とネジ軸を結合して両者を一体に回転させ、前記締付抵抗が所定範囲を超えた場合にクラッチ装置が切れて中心軸とネジ軸の結合を解除すると共に中心軸の摺動動作で液圧倍力装置を作動させ、以て可動ジョーから固定ジョーに向かう方向の力をネジ軸に作用せしめるようにしたバイスにおいて、前記固定ジョーを基台フレームのハンドル側に配置すると共に可動ジョーをそれと反対側に配置し、また、クラッチ装置を基台フレームのハンドル側端部に配置すると共に液圧倍力装置をそれと反対側の基台フレーム端部に配置してなることを特徴とする液圧倍力装置を備えたバイス。
IPC (2件):
B23Q 3/06 301 ,  B25B 1/18
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-228582
  • 特表平3-504944

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