特許
J-GLOBAL ID:200903065638051923

3レベルインバータの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森田 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-066768
公開番号(公開出願番号):特開平7-250479
出願日: 1994年03月10日
公開日(公表日): 1995年09月26日
要約:
【要約】【目的】 3レベルインバータの中性点電位の変動を抑制する。直流中間コンデンサの大容量化を防いでコストの低減、小形軽量化を図る。電流リプルを少なくしてトルク脈動を小さくし、出力電圧の高調波を低減して装置の性能を向上させる。【構成】 3レベルインバータの出力電圧の半周期が矩形波電圧指令に基づく同一極性の出力電圧パルスにより表現され、これら同一極性の出力電圧パルス間に存在する電圧零の期間をすべて等しくすると共に、前記同一極性の出力電圧パルスの幅を変化させてインバータの出力電圧を制御するPWM制御方法に関する。インバータの出力電圧の極性が、正から負または負から正に切り換わる際に出力されるインバータ出力電圧が零の期間(極性切換時の零電位期間)を、インバータの出力電圧指令波形の振幅の関数によって決定する。
請求項(抜粋):
直流電源両端の正電位点及び負電位点とこれらの間の中性点との間に接続された直流入力コンデンサを有する直流電源回路を備え、第1ないし第4の半導体スイッチング素子からなる3つの直列回路の両端が前記正電位点及び負電位点にそれぞれ接続されると共に、第2及び第3の半導体スイッチング素子の相互接続点がインバータ出力端子にそれぞれ接続され、第1及び第2の半導体スイッチング素子の相互接続点と前記中性点との間に第1の結合ダイオードがそれぞれ接続され、かつ、第3及び第4の半導体スイッチング素子の相互接続点と前記中性点との間に第2の結合ダイオードがそれぞれ接続されてなる3レベルインバータの制御方法であって、3レベルインバータの出力電圧の半周期が矩形波電圧指令に基づく同一極性の出力電圧パルスにより表現され、これら同一極性の出力電圧パルス間に存在する電圧零の期間をすべて等しくすると共に、前記同一極性の出力電圧パルスの幅を変化させて3レベルインバータの出力電圧を制御するようにしたPWM制御方法において、3レベルインバータの出力電圧の極性が、正から負または負から正に切り換わる際に出力されるインバータ出力電圧が零の期間(以下、極性切換時の零電位期間という)を、3レベルインバータの出力電圧指令波形の振幅の関数によって決定することを特徴とする3レベルインバータの制御方法。
IPC (2件):
H02M 7/48 ,  H02M 7/5387

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