特許
J-GLOBAL ID:200903065643641399
ポリオレフィン系樹脂防曇・熱収縮性多層フィルム
発明者:
,
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-009706
公開番号(公開出願番号):特開2004-216825
出願日: 2003年01月17日
公開日(公表日): 2004年08月05日
要約:
【課題】ポリオレフィン系樹脂包装用フィルムで、防曇性、熱収縮性に優れた多層フィルムの提供。【解決手段】表層、内部層さらに前記表層と内部層及び/又は内部層と内部層の間に存在する中間層を有する少なくとも4層構成で成り、80°Cにおける熱収縮率が20%〜50%であるポリオレフィン系樹脂防曇・熱収縮性多層フィルムで、動的粘弾性測定によるピーク温度、DSC測定によるピーク温度と結晶融解量、及びフィルムの引裂強度と縦・横の引裂強度比を特定し、内部層と表層の樹脂組成を特定の組成とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
表層、内部層さらに前記表層と内部層及び/又は内部層と内部層の間に存在する中間層を有する少なくとも4層構成で成り、80°Cにおける熱収縮率が20%〜50%であるポリオレフィン系樹脂防曇・熱収縮性多層フィルムにおいて、以下の(1)〜(6)を特徴とするポリオレフィン系樹脂防曇・熱収縮性多層フィルム。
(1)フィルムの動的粘弾性測定によるtanδのピーク温度が-10〜2°Cであること。
(2)フィルムの示差走査型熱量計(DSC)測定による2nd.融解挙動において、少なくとも155°C±15°Cの範囲にピークがあり、かつ、125°C以上の結晶融解熱量が10〜20J/gであること。
(3)フィルムの引裂強度として、少なくとも縦方向が0.05N以上であり、かつ、縦と横の引裂強度比が縦/横=1.2〜5.0倍であること。
(4)プロピレン系重合体(a1)20質量%〜60質量%と、ビカット軟化点が80°C未満のポリオレフィン系エラストマー(b1)10質量%〜50質量%と、ポリブテン-1系樹脂(c1)10質量%〜40質量%とから成る内部層を少なくとも1層有すること。
(5)ビニルエステル単量体、脂肪族不飽和モノカルボン酸、該モノカルボン酸アルキルエステルより選ばれる少なくとも1種の単量体とエチレンとの共重合体、又はこれらの誘導体から選ばれる少なくとも1種の共重合体10〜90質量%と密度が0.890〜0.925g/cm3、メルトフローレート(190°C,荷重21.18N)が0.2〜5.0g/10分であるエチレン-α-オレフィン共重合体90〜10質量%との混合樹脂から成る表層を有すること。
(6)炭素原子数8〜24の長鎖脂肪酸とモノグリセリンからなるエステル(a3)が25〜72質量%、炭素原子数8〜24の長鎖脂肪酸とジグリセリンからなるエステル(b3)が50〜20質量%、炭素原子数8〜24の長鎖脂肪酸とテトラグリセリンからなるエステル(c3)が10〜3質量%、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル(d3)が15〜5質量%からなる界面活性剤組成物を全層の合計質量(100質量部)に対して0.1〜5質量部含有すること。
IPC (3件):
B32B27/28
, B32B27/18
, B32B27/32
FI (4件):
B32B27/28 101
, B32B27/18 Z
, B32B27/32 C
, B32B27/32 103
Fターム (33件):
4F100AK06C
, 4F100AK06D
, 4F100AK07B
, 4F100AK07D
, 4F100AK09B
, 4F100AK09D
, 4F100AK63A
, 4F100AK68A
, 4F100AK68C
, 4F100AK68D
, 4F100AK70A
, 4F100AK70C
, 4F100AK70D
, 4F100AL05A
, 4F100AL05B
, 4F100AL05C
, 4F100AL05D
, 4F100AL09B
, 4F100AL09C
, 4F100AL09D
, 4F100BA04
, 4F100BA07
, 4F100CA18H
, 4F100EH20
, 4F100EJ37
, 4F100GB15
, 4F100JA03
, 4F100JA04
, 4F100JA06
, 4F100JK01
, 4F100JK02
, 4F100JK03
, 4F100JL07
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