特許
J-GLOBAL ID:200903065664032147

熱可塑性エラストマー製歯付ベルトの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-215798
公開番号(公開出願番号):特開2003-025372
出願日: 2001年07月16日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 エラストマーの溶融粘度を低くしてこれをキャビティに射出充満してベルト背面部を成形し、予備成形層のエラストマー層の引き伸ばしを阻止して心線の並びの乱れを無くする。【解決手段】 熱可塑性エラストマー製歯付ベルトの製造方法において、内型3を外型内に設置してキャビティ9を形成した後、熱可塑性エラストマーを射出成形してキャビティ9を充満し、予備成形層15を形成する初期射出工程と、外型から脱型した内型3の予備成形層15の周面に心線16を巻き付けるスピニング工程と、心線16を巻き付けた内型3を再度外型内に設置した後、ガスを溶融して溶融粘度を低下させた熱可塑性エラストマーを射出成形し、キャビティを完全に充満させベルト背面部17を成形する最終射出工程と、内型から離型したベルトスリーブ18から歯付ベルトに仕上げる工程、を含む。
請求項(抜粋):
心線を長手方向に延在するようにベルト背面部に埋設し、ベルト背面部の少なくとも一方に所定間隔で歯部を設けた熱可塑性エラストマー製歯付ベルトの製造方法において、凹状部と凸状部を交互に設けた内型を外型内に設置してキャビティを形成した後、熱可塑性エラストマーを射出成形してキャビティを充満し、凸状部の表面を完全に包囲するような予備成形層を形成する初期射出工程と、外型から脱型した内型の予備成形層の周面に心線をスパイラルに巻き付けるスピニング工程と、該心線を巻き付けた内型を再度外型内に設置した後、ガスを溶融して溶融粘度を低下させた熱可塑性エラストマーを射出成形し、キャビティを完全に充満させベルト背面部を成形する最終射出工程と、内型から離型したベルトスリーブから歯付ベルトに仕上げる工程、を含むことを特徴とする熱可塑性エラストマー製歯付ベルトの製造方法。
IPC (6件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  F16G 1/28 ,  B29D 29/08 ,  B29K 67:00 ,  B29L 29:00
FI (6件):
B29C 45/14 ,  B29C 45/16 ,  F16G 1/28 D ,  B29D 29/08 ,  B29K 67:00 ,  B29L 29:00
Fターム (18件):
4F206AA24 ,  4F206AA45 ,  4F206AD15 ,  4F206AD16 ,  4F206AG17 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JF06 ,  4F206JQ81 ,  4F213AA45 ,  4F213AD15 ,  4F213AD18 ,  4F213AG17 ,  4F213WA05 ,  4F213WA53 ,  4F213WA60 ,  4F213WB01 ,  4F213WB11

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