特許
J-GLOBAL ID:200903065665918491

アルカノールアミンの製造方法およびこれに用いる触媒ならびに触媒の調製法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295993
公開番号(公開出願番号):特開平7-126228
出願日: 1993年11月02日
公開日(公表日): 1995年05月16日
要約:
【要約】【目的】 アルキレンオキシドとアンモニアとのモル比を実用的な程度に低くでき、かつモノアルカノールアミンを選択性良く製造する方法およびこれに用いる触媒ならびに触媒の調製方法を提供することにある。【構成】 アルキレンオキシドとアンモニアを、液相で、平均触媒粒径が0.3mm以上で、細孔径10nm以上10μm以下の細孔の容積が0.2〜1cm3/gである無機固体触媒の存在下に反応させることによってアルカノールアミンを製造する。【効果】 本発明によれば、使用する触媒が優れた、モノアルカノールアミン選択性を有しているため、他の固体触媒を使用するよりも低いアンモニアとアルキレンオキシドの比率でも同等以上のアルカノールアミン類を生成することができ、従って未反応のアンモニアの回収コストが低減される。本発明の方法では、また、供給原料の総量が減少するので、反応系および回収系の装置を小さくすることができ、従って設備費が小さくなる。
請求項(抜粋):
2〜4個の炭素原子を有する一般式(I)【化1】(式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は各々独立して水素原子、メチル基またはエチル基を表す。)で示されるアルキレンオキシドとアンモニアを、液相で、平均触媒粒径が0.3mm以上で、細孔径10nm以上10μm以下の細孔の容積が0.2〜1cm3/gである無機固体触媒の存在下、反応させることを特徴とする一般式(II)【化2】(式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は一般式(I)と同じものである。)で示されるアルカノールアミンの製造法。
IPC (4件):
C07C215/08 ,  B01J 21/16 ,  C07C213/04 ,  C07B 61/00 300

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