特許
J-GLOBAL ID:200903065668941893

高効率発現ベクター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 遠山 勉 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-065799
公開番号(公開出願番号):特開平8-256776
出願日: 1995年03月24日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 特殊な宿主細胞株を用いることなく、所望の蛋白質を高度に生産する細胞株を容易に樹立することができる発現ベクターに挿入するためのスペーサーDNA、及び該スペーサーDNAを挿入した発現ベクターの提供。【構成】 所望の蛋白質をコードする第1のDNA配列とマーカー遺伝子である第2のDNA配列とを含み、第2のDNA配列の5’末端側には内部リボゾーム認識部位を有する真核細胞用発現ベクターを宿主真核細胞に導入し、第2のDNA配列とともに第1のDNA配列のコピー数を増幅させる方法において、真核生物のリボゾームが認識し得るAUG配列をコードするATG配列と、第2のDNA配列の開始ATG配列との間に、少なくとも一部は蛋白質に翻訳されないか、又は該塩基配列が全部翻訳された場合であっても第2のDNA配列と読取りフレームがずれているスペーサーDNAを挿入することによって、第2のDNAの翻訳効率を低下させる。
請求項(抜粋):
所望の蛋白質をコードする第1のDNA配列とマーカー遺伝子である第2のDNA配列とを含み、第2のDNA配列の5’末端側に内部リボゾーム認識部位(インターナル・リボゾーマル・エントリー・サイト)を有する真核細胞用発現ベクターに挿入されるスペーサーDNAであって、前記内部リボゾーム認識部位の3’末端に存在し、真核生物のリボゾームが認識し得るAUG配列をコードするATG配列と、第2のDNA配列の開始ATG配列との間に挿入され、かつ該塩基配列の少なくとも一部は蛋白質に翻訳されないか、又は該塩基配列が全部翻訳された場合であっても第2のDNA配列と読取りフレームがずれているスペーサーDNA。
IPC (3件):
C12N 15/09 ZNA ,  C07H 21/04 ,  C12N 5/10
FI (3件):
C12N 15/00 ZNA A ,  C07H 21/04 B ,  C12N 5/00 B

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