特許
J-GLOBAL ID:200903065679354825

圧電振動子の支持構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-129607
公開番号(公開出願番号):特開平11-308067
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月05日
要約:
【要約】【課題】 金属ベース上に立設した3本のサポートによって円形水晶振動子の外周縁3点を支持する横型支持構造の圧電デバイスにおいて、軽量かつ単純構造のサポートを用いることにより、水晶振動子との間の固着面積を減少させることを可能とした圧電振動子の支持構造を提供する。【解決手段】 金属ベース1を絶縁状態で気密貫通する3本のリード部材2、3、4と、各リード部材の上部に夫々固定されて上方に延びるサポート30、31、32と、各サポートによって外周部を3点支持されるとともに励振電極とリード電極を備えた横型の円形圧電振動子11と、から成る圧電デバイスであって、サポートは、その上端縁中央部から下向きに2本平行に切り込み形成することにより得た支持小片を90度屈曲させた平板状の構成を有し、支持小片の上面に水晶振動子の底面を支持した状態でサポート上部の背板を水晶振動子の外周面と接触せしめ、支持小片を屈曲させることにより形成された空所内にバインダを注入して背板と水晶振動子外周面とを固着した。
請求項(抜粋):
金属ベースを絶縁状態で気密貫通する3本のリード部材と、各リード部材の上部に夫々固定されて上方に延びるサポートと、各サポートによって外周部を3点支持されるとともに圧電素板の両主面に夫々形成された励振電極から圧電振動子の端縁に夫々延びるリード電極を備えた円形圧電振動子と、該圧電振動子を含む金属ベース上の空間を気密封止する金属ケースとから成る圧電デバイスであって、上記各サポートの内の2つは夫々の上部を上記圧電振動子の両リード電極の端部と電気的に接続されているものにおいて、上記サポートは、その上端縁中央部から下向きに2本平行に切り込み形成することにより得た支持小片を90度屈曲させた平板状の構成を有し、該支持小片の上面に水晶振動子の主面を支持した状態でサポート上部の背板を水晶振動子の外周面と接触せしめ、支持小片を屈曲させることにより形成された空所内にバインダを注入して背板と水晶振動子外周面とを固着したことを特徴とする圧電振動子の支持構造。
IPC (2件):
H03H 9/05 ,  H03H 9/19
FI (2件):
H03H 9/05 ,  H03H 9/19 A
引用特許:
審査官引用 (2件)

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