特許
J-GLOBAL ID:200903065683979163
直接塩素化を用いた1,2-ジクロロエタンの製造方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
矢野 敏雄
, 山崎 利臣
, 久野 琢也
, 杉本 博司
, アインゼル・フェリックス=ラインハルト
, ラインハルト・アインゼル
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-547292
公開番号(公開出願番号):特表2008-524283
出願日: 2005年12月15日
公開日(公表日): 2008年07月10日
要約:
本発明は、溶解された塩素及び溶解されたエチレンから高純度の1,2-ジクロロエタンを製造するにあたり、前記塩素及びエチレンを相互に接触させ、実質的に1,2-ジクロロエタン及び触媒からなり、かつ少なくとも1つの垂直に配置されたループとして構成された反応区域を経過する、循環中に流される液状反応媒体が使用され、その際前記ループの両方の脚部は上側に配置された排ガス容器と連結していて、前記容器からは反応生成物からガス状又は液状で、又はガス状でも液状でも導出され、かつ塩素及び溶解されたエチレンの供給部がループの脚部中に配置されていて、前記脚部中で液体が上昇し、その際常に、上流にあるエチレンの供給部に、下流にある溶解された塩素の供給部が引き続き、その際、塩素の各供給部に、液状の1,2-ジクロロエタンの供給部少なくとも1つが引き続き、かつ、液状の1,2-ジクロロエタンの供給が、高運動エネルギー下で行われるので、1,2-ジクロロエタン、溶解された塩素及びエチレンの強力な混合が行われる方法に関する。有利には、液状1,2-ジクロロエタンの添加は、1つ以上のジェットミキサーを用いて行われる。
請求項(抜粋):
溶解された塩素及び溶解されたエチレンから高純度の1,2-ジクロロエタンを製造するにあたり、前記塩素及びエチレンを相互に接触させ、実質的に1,2-ジクロロエタン及び触媒からなり、かつ少なくとも1つの垂直に配置されたループとして構成された反応区域を経過する、循環中に流される液状反応媒体が使用され、その際前記ループの両方の脚部は上側に配置された排ガス容器と連結していて、前記容器からは反応生成物からガス状又は液状で、又はガス状でも液状でも導出され、かつ塩素及び溶解されたエチレンの供給部がループの脚部中に配置されていて、前記脚部中で液体が上昇し、その際常に、上流にあるエチレンの供給部に、下流にある溶解された塩素の供給部が引き続く、溶解された塩素及び溶解されたエチレンからの高純度の1,2-ジクロロエタンの製造方法において、
・塩素の各供給部に、液状の1,2-ジクロロエタンの供給部少なくとも1つが引き続き、かつ
・液状の1,2-ジクロロエタンの供給が、高運動エネルギー下で行われるので、1,2-ジクロロエタン、溶解された塩素及びエチレンの強力な混合が行われることを特徴とする、溶解された塩素及び溶解されたエチレンからの高純度の1,2-ジクロロエタンの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (4件):
4H006AA02
, 4H006AA04
, 4H006AC30
, 4H006BD84
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