特許
J-GLOBAL ID:200903065687201914

ホールボディカウンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-116440
公開番号(公開出願番号):特開平9-304537
出願日: 1996年05月10日
公開日(公表日): 1997年11月28日
要約:
【要約】【課題】 ホールボディカウンタのエネルギー校正処理を自動化する。【解決手段】 校正用線源からの放射線を検出部10にて検出し、マルチチャネルアナライザ22でそのエネルギースペクトルを求める。ピーク検出部32は、そのエネルギースペクトルの特徴ピークを検出し、この特徴ピークに基づきエネルギースペクトルの指標点、すなわち光電ピーク又はコンプトン端を求める。基準値記憶部34は、校正用線源のエネルギースペクトルの光電ピーク又はコンプトン端のエネルギー値が基準エネルギー値として保持している。比較処理部33は、ピーク検出部32で検出された指標点のチャネルと基準値記憶部34に記憶された基準エネルギー値のチャネルとを比較する。電圧・ゲイン指令部35は、この比較の結果に基づき、指標点のチャネルが基準エネルギー値のチャネルに近づくよう、高圧電源14への電圧指令値又は主増幅器18へのゲイン指令値を調整する。
請求項(抜粋):
放射線検出器と、この放射線検出器の検出信号を増幅する増幅器と、この増幅器にて増幅された前記検出信号を波高分析し、エネルギースペクトルを求めるマルチチャネルアナライザと、を有するホールボディカウンタにおいて、校正用線源のエネルギースペクトルを求める校正用スペクトル生成手段と、前記校正用線源の基準エネルギー値を記憶する基準値記憶手段と、前記校正用線源のエネルギースペクトルから所定のピークを検出し、このピークに基づいて前記エネルギースペクトルの指標点を求めるピーク検出手段と、前記指標点のエネルギー値と前記基準値記憶手段に記憶された基準エネルギー値とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づき、前記放射線検出器への印加電圧及び前記増幅器のゲインのうちの少なくとも一方を調整する調整手段と、を有することを特徴とするホールボディカウンタ。
IPC (2件):
G01T 1/163 ,  G01T 7/00
FI (2件):
G01T 1/163 ,  G01T 7/00 C
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-162948
  • 特開昭58-200185
  • 特開昭62-121383
全件表示

前のページに戻る