特許
J-GLOBAL ID:200903065689839797

膝関節用大腿骨部品の顆状突起デザイン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-275350
公開番号(公開出願番号):特開平9-108249
出願日: 1996年09月27日
公開日(公表日): 1997年04月28日
要約:
【要約】【課題】 性能が改善され、耐用年数が長く、磨耗破片を発生する傾向の低減された、大腿骨部品と脛骨部品との間の比較的高い接触面積と低い接触応力とを維持することができ、さらに良好な脛骨-大腿骨接触面積を屈曲条件で維持するが、受容し得るレベルの弛緩を示す膝関節補綴物を提供すること。【解決手段】 膝関節補綴物10は大腿骨部品12、脛骨高平部24および脛骨支持部材34を含む。大腿骨部品と脛骨支持部品の顆状突起要素20、22、42、44の関節表面のデザインと形状が関節表面23、40同士の接触面積が補綴物の屈曲時に最大になるように、大腿骨部品の支持表面の冠状面半径を支持表面に沿って前方から後方に向かって増加させること、すなわち、大腿骨部品の支持表面の冠状面半径を、大腿骨部品が伸張から屈曲へ移行するにつれて増加させることにより構成する。
請求項(抜粋):
患者の大腿骨の遠位端上に載置可能な下方表面と、2つの隣接する半平行な支持表面を有する上方関節表面とを含み、各支持表面が前-後方向と内側-外側方向の双方において湾曲した凸形状である大腿骨部品であって、冠状面にあり、かつ内側-外側方向に延びている各支持表面の曲率が複数の冠状面半径により定義され、該冠状面半径の値は支持表面の前方部分から支持表面の後方部分に沿って増加する大腿骨部品;近位端と患者の脛骨上に載置可能な遠位端とを有する脛骨部品;および前記脛骨部品の近位端内に載置可能な遠位表面と近位関節表面とを有し、該近位関節表面は前記大腿骨部品の隣接する半平行な支持表面に位置する隣接する脛骨顆状突起要素とを含む脛骨支持部材を備える膝関節補綴物。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-158860
  • 特開昭56-083343

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