特許
J-GLOBAL ID:200903065695626380

静止形調相設備を用いた電圧安定化制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-259394
公開番号(公開出願番号):特開平11-089090
出願日: 1997年09月09日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】補償用のコンデンサやリアクトルの追加設置の必要なく、事故発生時や平常時に、電力系統の母線電圧を運用基準範囲内に安定化できる静止形調相設備を用いた電圧安定化制御装置を提供する。【解決手段】制御対象電力系統(母線)の電圧及びその上位の電力系統から流入する電流に基づき無効電力の演算手段と、事故発生前の無効電力に対する現在の無効電力の差の補償に必要な制御目標無効電力量の演算手段と、制御対象電力系統の電圧が予定の上下限値の範囲から逸脱時、静止形調相設備の各バンク単体及び種々の組み合わせで得られる種々の無効電力制御量の中から、制御目標無効電力量に最も近く、かつ制御対象系統電圧を予定の上限値以上に逸脱させないものを、制御対象バンクとしての選択手段と、選択制御対象バンクを投入/開放制御手段とを具備する。
請求項(抜粋):
複数のバンクからなる静止形調相設備が第1開閉器を介して接続され、かつ上位電力系統に第2開閉器および変圧器を介して接続されている制御対象電力系統の電圧を、前記静止形調相設備を用いて予定の上下限値の範囲内に安定化する系統電圧安定化制御装置であって、前記制御対象電力系統の電圧および前記上位電力系統からの電流に基づいて無効電力を演算する手段と、事故発生前の無効電力に対する現在の無効電力の差を補償するのに必要な制御目標無効電力量を演算する手段と、前記制御対象電力系統の電圧が前記予定の上下限値の範囲から逸脱した時、前記静止形調相設備の各バンク単体および種々の組み合わせによって得られる種々の無効電力制御量の中から、前記制御目標無効電力量に最も近く、かつ前記制御対象系統電圧を前記予定の上限値以上に逸脱させないものを、制御対象バンクとして選択する手段と、選択された前記制御対象バンクを投入/開放制御する手段とを具備した系統電圧安定化制御装置。
IPC (3件):
H02J 3/16 ,  G05F 1/70 ,  H02J 3/18
FI (3件):
H02J 3/16 ,  G05F 1/70 K ,  H02J 3/18 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 自動力率制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-250247   出願人:株式会社明電舎
  • 特開昭59-099934
  • 特開昭63-148831

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