特許
J-GLOBAL ID:200903065699220493

加速型動く歩道およびその踏み板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-150578
公開番号(公開出願番号):特開平10-338445
出願日: 1997年06月09日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 設置場所の状況に応じて加速、減速が可能、且つ、上に乗った人の安定が保持される動く歩道を提供する。【解決手段】 踏み板8の各々は、円盤状部8aと張出し部8bとからなる略円盤形状になっている。踏み板8は、第1踏み板81および第2踏み板82とからなり、第1、第2踏み板81、82は、薄板と薄板とが1枚ずつ交互に配され上面が面一となっている櫛状部23、24を有している。第1踏み板81と第2踏み板82とは所定範囲内で動く歩道の移動方向に移動可能であり、踏み板8が伸縮可能である。踏み板8は、他の踏み板8との連結部において、一方の踏み板8が、もう一方の踏み板8の円弧の回りを周方向に、片側60度の角度内で回転可能で環状の踏み板列に連結可能である。
請求項(抜粋):
無端状に敷設されたレールと、前記レールの長手方向と直交させて前記レールの全長にわたり複数配設された回転自在のローラと、前記ローラを回転駆動するための駆動機構と、前記ローラと下面を接触させて前記レールの上を走行自在に配された複数の踏み板を、連結部において連結して無端状に形成してなる踏み板列とからなり、回転駆動する前記ローラと前記踏み板との接触により前記踏み板列が前記レール上を移動してなる、加速型動く歩道において、前記踏み板列は、ほぼ同じ大きさを有する複数の踏み板(8)を、連結部においてほぼ接触する状態でほぼ平面的に連結してなり、前記踏み板(8)の各々は、円盤状部(8a)と、連結部で隣り合う前記円盤状部(8a)の円の中心(O1)および(O2 )を中心として、前記円の中心(O1 )と(O2 )とを結ぶ線(O1 O2 )に対して前記線の両側に片側当り60度の角度の前記円の径方向線(r)と前記円盤状部(8a)の円弧との4つの交点(A)、(B)、(C)および(D)のうち、隣り合う前記踏み板(8)の交点を結ぶ平行線(AB)および(CD)と隣り合う前記踏み板(8)の前記円弧とによって規定される略3角形の2つの部分(ABO)および(CDO)からなる張出し部(8b)とからなる略円盤形状に形成されており、前記張出し部(8b)は前記連結部1箇所に付き隣り合う2つの前記踏み板(8)のいずれか一方側に設けられており、略円盤形状の前記踏み板(8)は、前記線(O1 O2 )の方向に櫛状に配された複数の薄板によって前記踏み板(8)とほぼ同じ形状に形成された第1踏み板(81)と、前記第1踏み板(81)と上面を面一にして前記第1踏み板(81)の薄板と同方向に前記薄板と1枚ずつ交互に重なって櫛状に配された、前記踏み板(8)とほぼ同じ形状に形成された第2踏み板(82)とによって構成されており、前記第1踏み板(81)と前記第2踏み板(82)とが前記線(O1 O2 )の方向に所定距離移動することにより、前記踏み板(8)が前記線(O1 O2 )の方向に伸縮可能であり、且つ、前記連結部において、前記踏み板(8)の一方は、もう一方の前記踏み板(8)に対して前記線(O1 O2 )の両側に片側当たり60度の角度以内で前記円弧の回りを周方向に回転可能であることを特徴とする加速型動く歩道。
IPC (2件):
B66B 23/08 ,  B66B 21/12
FI (2件):
B66B 23/08 ,  B66B 21/12

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