特許
J-GLOBAL ID:200903065701635744

レンチキュラ-レンズシ-トおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-095735
公開番号(公開出願番号):特開平11-338057
出願日: 1990年09月27日
公開日(公表日): 1999年12月10日
要約:
【要約】【課題】 高い光拡散性を損うことなく、色温度特性の優れたレンチキュラーレンズシートを提供すること。【解決手段】 屈折率がそれぞれNPAおよびNPB,平均粒子径がそれぞれdA(μm)およびdB(μm)である透明な二種類の光拡散性微粒子A,Bが分散された屈折率Nsの透明なプラスチックからなり、屈折率、平均粒子径および基体樹脂との波長別屈折率差が下記の式(I),(II)および(III)を満足する。(I):0.02≦|NS-NPA|(あるいは|NS-NPB|)≦0.10(II):5≦dA(あるいはdB)<20(III):(|△nFA|-|△nCA|)×(|△nFB|-|△nCB|)<0(屈折率NS,NPAおよびNPBはd線(5893Å)における屈折率、|△nFA|は基体樹脂と微粒子AとのF線(4861Å)における屈折率の差、|△nFB|は基体樹脂と微粒子BとのF線における屈折率の差、|△nCA|は基体樹脂と微粒子AとのC線(6563Å)における屈折率の差、|△nCB|は基体樹脂と微粒子BとのC線における屈折率の差である。)
請求項(抜粋):
光拡散性微粒子がその内部に分散された屈折率Nsの実質的に透明なプラスチックからなるレンチキュラーレンズシートにおいて、光拡散性微粒子としてその屈折率がそれぞれNPAおよびNPB,平均粒子径がそれぞれdA(μm)およびdB(μm)である実質的に透明なAおよびBの二種類の光拡散性微粒子を用い、屈折率、平均粒子径および基体樹脂との波長別屈折率差が下記の式(I),(II)および(III)を満足するものであることを特徴とするレンチキュラーレンズシート。(I):0.02≦|NS-NPA|≦0.100.02≦|NS-NPB|≦0.10(II):5≦dA<205≦dB<20(III):(|△nFA|-|△nCA|)×(|△nFB|-|△nCB|)<0ただし、上式において屈折率NS,NPAおよびNPBはd線(5893Å)における屈折率であり、|△nFA|は基体樹脂と光拡散性微粒子AとのF線(4861Å)における屈折率の差であり、|△nFB|は基体樹脂と光拡散性微粒子BとのF線(4861Å)における屈折率の差であり、|△nCA|は基体樹脂と光拡散性微粒子AとのC線(6563Å)における屈折率の差であり、|△nCB|は基体樹脂と光拡散性微粒子BとのC線(6563Å)における屈折率の差である。
IPC (3件):
G03B 21/62 ,  G02B 5/02 ,  H04N 5/74
FI (3件):
G03B 21/62 ,  G02B 5/02 B ,  H04N 5/74 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-134440

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