特許
J-GLOBAL ID:200903065705460779

ゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 猛 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-336287
公開番号(公開出願番号):特開平10-158347
出願日: 1996年12月03日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 衝撃強度及び光沢の物性バランスに著しく優れたゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物を提供する。【解決手段】 芳香族ビニル単量体または芳香族ビニル単量体と(メタ)アクリル酸エステル単量体を主体とする単量体との混合物75〜98重量部とゴム状重合体2〜25重量部とを塊状重合法または塊状懸濁重合法または溶液重合法でラジカル重合して得られるゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物であって、該ゴム状重合体が、炭化水素溶媒中、共役ジエン系化合物とポリビニル芳香族化合物の混合物にポリビニル芳香族化合物/有機リチウム化合物のモル比が0.1〜2.0の範囲で有機チウム化合物と反応させて調整された、特定の低分子量重合体を付与した芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体であって、該ブロック共重合体が、特定のものであるゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物。
請求項(抜粋):
芳香族ビニル単量体または芳香族ビニル単量体と(メタ)アクリル酸エステル単量体を主体とする単量体との混合物75〜98重量部とゴム状重合体2〜25重量部とを塊状重合法または塊状懸濁重合法または溶液重合法でラジカル重合して得られるゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物であって、該ゴム状重合体が、炭化水素溶媒中、共役ジエン系化合物とポリビニル芳香族化合物の混合物にポリビニル芳香族化合物/有機リチウム化合物のモル比が0.1〜2.0の範囲で有機チウム化合物を反応させて調整された、(1)リビングアニオン重合体中の全ポリビニル芳香族化合物含量が2〜40重量%(2) ゲルパーミエーションクロマトグラフで測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)が500〜20, 000(3)分子量分布(Mw/Mn)が1.2〜3.5である低分子量重合体を付与した芳香族ビニル-共役ジエン系ブロック共重合体であって、該ブロック共重合体が、(A)ゲルパーミエーションクロマトグラフで測定されるポリスチレン換算の重量平均分子量(Mw)が10〜60万(B)全芳香族ビニル化合物含量が3〜50重量%(C)ブロックとなっている芳香族ビニル化合物含量が全芳香族ビニル化合物含量の10重量%以上(D)ピーク分子量(Mwp)の2倍以上の分子量部の割合が20重量%以下であることを特徴とするゴム変性芳香族ビニル系樹脂組成物。

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