特許
J-GLOBAL ID:200903065706674144

電動パワーステアリング装置付衝撃吸収式ステアリングコラム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-236631
公開番号(公開出願番号):特開平10-076958
出願日: 1996年09月06日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 電動モータ8及びハウジング7をステアリングコラム22の前端部上側に設けた場合でも、二次衝突に伴ってステアリングコラム22の角度が大きくなり、ステアリングホイールが上昇するのを防止する。【解決手段】 ステアリングシャフト1とステアリングコラム22とは、二次衝突時に全長が縮まる。ステアリングコラム22の前端部に固定したハウジング7を車体26に、エネルギ吸収部材11bにより支持する。二次衝突時には、このエネルギ吸収部材11bが塑性変形しつつ、ステアリングシャフト1とステアリングコラム22との前方への変位を許容する。変位に伴って第一、第二の自在継手16、20の距離が縮まると、伝達軸17の全長が縮まる。これと前後して、上記ステアリングシャフト1及びステアリングコラム22の全長が縮まる。
請求項(抜粋):
後端にステアリングホイールを固定自在としたステアリングシャフトと、このステアリングシャフトを挿通自在なステアリングコラムと、このステアリングコラムの前端部に結合されたハウジングと、このハウジングに支持され、通電に伴って上記ステアリングシャフトに回転方向の力を付与する電動モータと、塑性変形自在な材料により造られ、上記ハウジングと車体との間に掛け渡した状態で設ける事により、上記ステアリングコラムの前端部を車体に支持するエネルギ吸収部材と、上記ステアリングシャフトの前端部で、上記ハウジングの前端から突出した部分にその片側を結合した第一の自在継手と、その一端を上記第一の自在継手の他側に結合した伝達軸と、この伝達軸の他端にその一端を結合した第二の自在継手とを備え、上記ステアリングシャフトの前端部で上記ハウジングから突出した部分と上記伝達軸との少なくとも一方を、伸縮自在且つ回転力の伝達自在な構造とすると共に、上記ステアリングシャフト及び上記ステアリングコラムを、軸方向に亙る衝撃荷重に基づいてそれぞれの全長を縮める構造とした電動パワーステアリング装置付衝撃吸収式ステアリングコラム装置に於いて、上記エネルギ吸収部材は、上記ステアリングシャフトの前端部を結合支持自在な結合支持部と、上記車体に固定する為の支持固定部と、これら結合支持部の上端縁と支持固定部の一端縁とを連結する連結部とを備えており、上記エネルギ吸収部材は、ステアリングコラムの前端部に加わる前方に向いた衝撃荷重に基づいてこのステアリングコラムの前端部を、上記支持固定部の一端縁と連結部の上端縁との連続部を中心とする円弧運動により前方に変位させる事を特徴とする電動パワーステアリング装置付衝撃吸収式ステアリングコラム装置。
IPC (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 5/04
FI (2件):
B62D 1/19 ,  B62D 5/04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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