特許
J-GLOBAL ID:200903065708804592

摩損を減少させるための逃げをもつフェルール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-544084
公開番号(公開出願番号):特表2001-520728
出願日: 1998年04月14日
公開日(公表日): 2001年10月30日
要約:
【要約】高い局在的荷重、摩損、及び高いトルク力は、前方フェルールと駆動ナットとの間に働く反応力を再方向付けするための、後部フェルールの適切な修正により、2個のフェルールの管継ぎ手集成体において概括的に排除されたか又は著しく減少された。後部フェルール(22’)は管の端を堅く囲む円筒形の内壁を有し、内側の円筒形の壁の上に、後部フェルールのノーズ(52)と後部の壁(28’)との間に位置している、円周方向に連続的な半径方向のくぼみ(40)が提供されている。後部フェルールはまた、実質的に円錐形で、更に後部フェルールの拡大した直径部分又はフランジ(26)の方向へ半径方向の外側に伸長する形態をもつ、半径方向に外側を向いた壁(50)を有する。後部フェルールは更に、駆動ナットの駆動面と噛み合うフェルールに後部駆動面上の輪郭をもつ面を含む。
請求項(抜粋):
管の末端を受納するための円筒形の内腔を有し、前記の内腔の一方の端にテーパーをもつ口を含む継ぎ手本体、前記本体とねじによるかみ合いを有し、フェルールの駆動面を有する駆動部材、継ぎ手本体の前記のテーパーをもつ口中に伸長する、テーパーをもつ第1の端をもち、前記の第1の端に向かって軸方向に伸長する、テーパーをもつくぼみの付いた第2の端を有する第1のフェルール、並びに、円筒形の内壁、前記の第1のフェルールの前記のテーパーをもつくぼみ中に伸長するテーパーをもつ第1の端をもち、そして前記の駆動部材のフェルール駆動面とかみ合う、その第2の端の上に輪郭をもつ面を有する第2のフェルール、を含んでなる管継ぎ手であって、 ここで、前記の第2のフェルールの内壁が、前記の第2のフェルールの、前記の第1及び第2の端の中間に配置された円周方向のくぼみを有し、前記くぼみ及び前記の輪郭をもつ面が、継ぎ手が引き抜かれる時に、前記駆動部材の駆動面上の力の集中を減少させる、管継ぎ手。

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