特許
J-GLOBAL ID:200903065716003396

自動変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-079605
公開番号(公開出願番号):特開2000-234664
出願日: 1999年03月24日
公開日(公表日): 2000年08月29日
要約:
【要約】【課題】 少ないクラッチ装置によって多段化を可能にする。【解決手段】 この装置は、トルクコンバータ本体と、3つの遊星歯車列と、2つのクラッチ装置と、3つのブレーキ装置とを備えている。第1遊星歯車列は、それを構成する要素のうちの第1構成要素がタービンに連結されている。また第2遊星歯車列の第2サンギアに第1遊星歯車列の第2構成要素が連結されている。そして、第2リングギアが出力軸に連結され、共通遊星ギア及び小遊星ギアが第2キャリアに支持され、第2サンギア及び第3サンギアが各遊星ギアに噛み合っている。第1及び第2クラッチ装置は、トルクコンバータ本体からの動力を第2及び第3遊星歯車列に伝達及び遮断する。第1及び第2ブレーキ装置は第2及び第3遊星歯車列の構成要素の回転を制動する。第3ブレーキ装置は、第1遊星歯車列の第3構成要素の回転を制動する。
請求項(抜粋):
エンジンからの動力を変速して出力軸に出力する自動変速装置であって、エンジンからの動力が入力されるインペラと、前記インペラに対向して配置されたタービンと、前記インペラとタービンとの間に配置されたステータとを有する流体継手部と、第1リングギアと、前記第1リングギアに噛み合う第1遊星ギアと、前記第1遊星ギアを支持する第1キャリアと、前記第1遊星ギアに噛み合う第1サンギアとからなる第1遊星歯車列と、前記出力軸に連結された第2リングギアと、前記第2リングギアに噛み合う共通遊星ギアと、前記共通遊星ギアを支持する第2キャリアと、前記共通遊星ギアに噛み合う第2サンギアとからなる第2遊星歯車列と、前記共通遊星ギアに噛み合う小遊星ギアと、前記共通遊星ギアと小遊星ギアとを支持する前記第2キャリアと、前記小遊星ギアに噛み合う第3サンギアとからなる第3遊星歯車列とを備え、前記第1遊星歯車列の第1リングギア、第1キャリア及び第1サンギアの3つのうちの構成要素のうちの第1構成要素が前記タービンに連結され、第2構成要素が前記第2遊星歯車列の第2サンギアに連結されており、前記第2遊星歯車列と第3遊星歯車列の共通の前記第2キャリア、前記第2サンギア及び前記第3サンギアのうちのいずれかに、前記流体継手部からの動力を伝達及び遮断するための第1クラッチ装置及び第2クラッチ装置と、前記第2遊星歯車列と第3遊星歯車列の共通の前記第2キャリア、前記第2サンギア及び第3サンギアのうちのいずれかの回転を制動するための第1ブレーキ装置及び第2ブレーキ装置と、前記第1遊星歯車列の前記3つの構成要素のうちの第3構成要素の回転を制動するための第3ブレーキ装置とをさらに備えた、自動変速装置。

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