特許
J-GLOBAL ID:200903065723233011

木製複合浴槽等の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-185643
公開番号(公開出願番号):特開平6-154116
出願日: 1992年06月03日
公開日(公表日): 1994年06月03日
要約:
【要約】【目的】従来の浴槽は、木製及び強化プラスチックやステンレス等の無機質材料で作られているが、それぞれに多くの欠点があり、真の快適な居住環境を満たしていなかった。本発明は両者の欠点をなくし、長所を更にのばすことを目的とし低コストで美しく 近代感覚をそなえ、しかも機能や耐久性等に優れた、まさに庶民の夢を実現した木製複合浴槽である。【構成】従来の木製浴槽と異なり、釘はまったく使用せず、芯材に無機質材を用いて補強し、木のもつ長所は別途に開発した二つの新技術を活用することによって更に増え、衛生的で機能的な浴槽ができた。
請求項(抜粋):
最近の浴槽はステンレス、ほうろうびき、強化プラスチック等の無機質材料を用いるものが多いが、木製浴槽に比べて保温性、肌ざわり、汚れによる掃除等で難点がある。又、これまでの木製浴槽にはヒノキ、サワラ、ヒバ等の天然木の厚板を用いた角形や桶形の浴槽が一般的に作られており、保温性や木の持つ肌ざわり、潤い等の点では無機質材料よりは優れているが、吸水性が大きいため、浴槽の乾きが悪く、ぬるぬるしたり、耐久性が悪く、更にコストが高くなる欠点がある。これらの欠点をなくするために、第4図のような木製浴槽等を作る場合において、第1図、第2図に示すような芯材(1-4)と内側材(1-5、1-6)及び外側材(1-2、1-3)とを一体化させた木製複合浴槽である。芯材 1-4)には強化プラスチック等のような耐久性、耐熱性及び水圧に十分耐え得る強度を有する材料を用い、内側材及び外側材のうち、表面に現れる材料(1-2、1-6)は小幅板を集成したものであり、表面に現れない材料(1-3、1-5)は別途に開発した板材を直角に積層するものである。本浴槽の表面には別途に開発を行った技術によりフッソ樹脂加工を施し、水分の侵入を皆無にしたものであり、浴槽の形状、デザイン、大きさ等は特定したものではない。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-277924
  • 特開昭63-270018

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