特許
J-GLOBAL ID:200903065729106917

自動車用キャニスタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-324741
公開番号(公開出願番号):特開平7-151021
出願日: 1993年12月22日
公開日(公表日): 1995年06月13日
要約:
【要約】【目的】構成及び制御の複雑化を回避しつつ非給油時及び給油時の両方における蒸発燃料の大気放散を防止可能な自動車用キャニスタを提供する。【構成】ケース10内の内部空間は、吸気通路連通孔14及び燃料タンク連通孔15と大気連通孔24とを連通している。内部空間の吸気通路連通孔14及び燃料タンク連通孔15側には蒸発燃料吸着用の内側吸着部11が収容され、内部空間の大気連通孔24側には蒸発燃料吸着用の外側吸着部21が収容されている。両吸着部11、21の間の内部空間は弁手段40を通じて給油時に大気に連通する。非給油時には弁40が閉鎖されて両吸着部11、21が直列接続され、良好な蒸発燃料の吸着効率が得られ、給油時には弁40が開放されるので、外側吸着部21の流路方向は弁40によりバイパスされ、流路抵抗が低減される。
請求項(抜粋):
内部空間を有するケースと、前記ケースに開口されて前記内部空間をエンジンの吸気通路に連通する吸気通路連通孔と、前記ケースに開口されて前記内部空間を燃料タンクに連通する燃料タンク連通孔と、前記ケースに開口されて前記内部空間を大気に連通する大気連通孔と、蒸発燃料を吸着する吸着材からなるとともに前記ケース内に収容されて前記吸気通路連通孔及び燃料タンク連通孔を前記大気連通孔から隔てる内側吸着部と、蒸発燃料を吸着する吸着材からなるとともに前記ケース内に収容されて前記内側吸着部を前記大気連通孔から隔てる外側吸着部と、前記燃料タンクへの給油時に前記両吸着部間の前記内部空間を大気に連通する弁手段とを備えることを特徴とする自動車用キャニスタ。

前のページに戻る