特許
J-GLOBAL ID:200903065738594576

緩効性カリ肥料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-214876
公開番号(公開出願番号):特開平11-060359
出願日: 1997年08月08日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 低SiO2含有原料を用いた緩効性カリ肥料。【解決手段】 結晶とガラス体の二相からなる構造を有し、K2O はガラス体に含まれて結晶には含まれていない。この構造体は、低SiO2含有原料にカリウム塩を加えて溶融し、冷却過程で最初に徐冷して、肥料の水溶率を高める塩基成分例えばCaO を結晶として析出させ、K2O を含む結晶が析出する前に適当な温度例えば950°Cで急冷に切替えることによって造られる。【効果】 ガラス体では、SiO2とAl2O3の和に対してK2O とCaO の和の量が多いと水溶率が高くなる。全体ではSiO2濃度が低くCaO 濃度が高くても、K2O を含むガラス体ではCaO が希釈されているので、水溶率の低い緩効性に優れたカリ肥料となっている。
請求項(抜粋):
SiO2、Al2O3、K2 O、CaO 、FeO 、MnO 及びMgO が全体の85wt% 以上を占め、SiO2とAl2O3の和が25wt% から50wt% の範囲で存在し、K2 Oを含んだガラス体とK2 Oを含まない結晶とからなることを特徴とする緩効性カリ肥料。
IPC (5件):
C05D 11/00 ,  C05D 1:00 ,  C05D 3:04 ,  C05D 5:00 ,  C05D 9:02
引用特許:
審査官引用 (15件)
  • ク溶性カリ肥料の製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-026866   出願人:日本鋼管株式会社
  • 特開昭61-155283
  • 特開昭52-047476
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