特許
J-GLOBAL ID:200903065740983423

ワイドアスペクトテレビジョン受像機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-291289
公開番号(公開出願番号):特開平8-149389
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 アスペクト比16:9の表示画面をもつワイドアスペクトテレビジョン受像機において、一つの画面上に2種類の映像を並べて表示するときに、信号の状態によらずに安定した表示を実現する。【構成】 2系統の映像信号入力それぞれについてフィールド種別を判定し、これらを用いて両者の時間的な前後関係をもとめ、時間的に進んでいる側をフィールドメモリ(25,26)等の1画面メモリに通し且つ他方をラインメモリ(21〜24)に通し、各々を時間的に圧縮及び移動させて、両者を水平期間で切り換えて一つの表示画面に並べて表示する。この時、両者ともメモリの読みだし速度を変化させることにより、出力する2画面映像のアスペクト比の変換を可能なようにする。またフィールド種別の判定においては、前後関係検出回路(17)に誤判定を補償する手段を付加した構成とする。
請求項(抜粋):
NTSC方式を含むアスペクト比4:3の2系統の映像信号に基づいて、アスペクト比16:9の表示画面に2種の画像を並べて表示するようにしたワイドアスペクトテレビジョン受像機において、上記2系統の映像信号それぞれのフィールド種別を判定するフィールド判定手段と、上記フィールド判定手段からの出力に基づいて上記2系統の映像信号間の時間的前後関係を検出する前後関係検出手段と、上記2系統の映像信号のうち一方の映像信号を2系統の映像信号間の時間的ズレ分だけ遅延させるとともに水平方向に時間軸変換及び時間シフトする第一の時間軸遅延手段と、上記第一の時間軸遅延手段を通らない他方の映像信号を水平方向に時間軸変換及び時間シフトする第二の時間軸遅延手段と、上記前後関係検出手段の出力に基づいて上記第一及び第二の時間軸遅延手段に入力される上記2系統の映像信号を入れ替えるとともに、その入れ替えに連動して第一及び第二の時間軸遅延手段を制御する制御信号のタイミング及びクロック周波数を入れ替える第一のセレクト手段と上記第一及び第二の時間軸遅延手段の出力を切り替える第二のセレクト手段と、上記前後関係検出手段の出力に基づき時間的に進んでいる映像信号を第一の時間軸遅延手段に書き込み、かつ上記第二の時間軸遅延手段に書き込まれた映像信号の同期タイミングで読み出すとともに、上記第二のセレクト手段及び上記第一及び第二の時間軸遅延手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするワイドアスペクトテレビジョン受像機。
IPC (2件):
H04N 5/45 ,  H04N 7/015

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