特許
J-GLOBAL ID:200903065741714272

水洗便器、水洗便器の設計方法および水洗便器の洗浄方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-349765
公開番号(公開出願番号):特開2001-164633
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】【課題】 便器洗浄の洗浄水の節水化をもたらす新たな手法を提供する。【解決手段】 洗浄水給水路41が区画形成する滞留部41aのうち、エアギャップとして機能する部分の容積V<SB>W</SB>を、非洗浄時において洗浄水タンク310内に貯留させる洗浄水の水位、即ち、排水管346の下端から非洗浄時におけるタンク内の洗浄水貯留水位までの初期タンク有効水位h<SB>0</SB>やタンク内流路断面積S<SB>1</SB>や排水管の流路面積S<SB>2</SB>、重力加速度gとの関係で、次のように定めた。(S<SB>1</SB>/S<SB>2</SB>)(2/g)<SP>0.5</SP>{h<SB>0</SB><SP>0.5</SP>-(h<SB>0</SB>-V<SB>W</SB>/S<SB>1</SB>)<SP>0.5</SP>}<0.25こうすることで、洗浄水タンク310の洗浄水貯留量を約3.0〜6.2リットルと少量とした上で、滞留部41aを放出洗浄水で早期に置換し、この洗浄水タンクからの放出洗浄水の位置エネルギを便器洗浄のために有効に利用する。
請求項(抜粋):
便器ボール部に新たな洗浄水を通水させて前記便器ボール部を洗浄する水洗便器であって、前記洗浄水を貯留するタンクと、前記タンクの底部に洗浄水放出のために空けられた排水口を洗浄時に開放する排水弁と、前記便器ボール部を形成する便器本体に設けられ、流れ込んだ洗浄水を前記便器ボール部に放出する放出手段と、前記放出手段と前記タンクの排水口下端との間に介在する空間を区画形成する空間区画部であって、洗浄時には前記排水口からの放出洗浄水の流入を前記空間に受けて該流入洗浄水を前記放出手段に流出させ、非洗浄時には前記空間をエアギャップとする前記空間区画部とを備え、前記空間区画部は、前記タンクを洗浄水流路と仮定したときの流路断面積をS<SB></SB><SB>1</SB>、前記排水口の有効断面積をS<SB>2</SB>、重力加速度をg、前記排水口の下端から非洗浄時における前記タンク内の洗浄水貯留水位までの初期タンク有効水位をh<SB>0</SB>、区画形成した前記空間の容積をV<SB>W</SB>としたとき、下記式を満たす容積V<SB>W</SB>の前記空間を形成することを特徴とする水洗便器。(S<SB>1</SB>/S<SB>2</SB>)(2/g)<SP>0.5</SP>{h<SB>0</SB><SP>0.5</SP>-(h<SB>0</SB>-V<SB>W</SB>/S<SB>1</SB>)<SP>0.5</SP>}<0.25
IPC (2件):
E03D 11/02 ,  E03D 1/28
FI (2件):
E03D 11/02 B ,  E03D 1/28
Fターム (5件):
2D039AA02 ,  2D039AC04 ,  2D039AD02 ,  2D039AD04 ,  2D039CB02

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