特許
J-GLOBAL ID:200903065747556270

便座取付機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 下出 隆史 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-354653
公開番号(公開出願番号):特開平7-194501
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 洋式便器からの便座の取り外しを簡略化する。【構成】 便座を回動自在に備える便座保持部材22は、その固定具挿入部32に固定具31が入り込み、係合片36の係合突起37と便座保持部材22の凸状突起41とが係合することで、洋式便器21に固定される。この便座保持部材22を取り外すには、切欠45によりそれまでは係合片36と干渉していなかった係合解除バー42をハンドルにより回転させ、この係合解除バー42により係合片36をボルト部33の頂上部を支点として上方に湾曲させる。このように係合片36が湾曲すると係合突起37が持ち上げられるので、係合突起37と凸状突起41との係合は解除される。よって、便座保持部材22の取り付けと逆の動作で、便座保持部材22を便座28ごと洋式便器21から取り外すことが可能となる。
請求項(抜粋):
洋式便器に便座を開閉自在に取り付ける便座取付機構であって、前記便座を回動自在に軸支して保持し、前記洋式便器の上面後方に取り付けられたときには前記便座を前記洋式便器に対して開閉自在とする便座保持部材と、前記洋式便器の上面後方に取り付けられ、前記便座保持部材を前記洋式便器に固定する固定部材とを備え、該固定部材は、前記洋式便器の上面から所定間隔を隔てて前記上面と略平行に前方に突出し該所定間隔が変化するように弾性変形可能な係合片を有し、前記便座保持部材は、この便座保持部材が前記洋式便器の上面前方に載置され前記固定部材に向けて後方に摺動されると前記係合片に係合する係合部と、該係合部と前記係合片とが係合すると前記係合片に対向する位置に設けられ、外部からの操作により作動して前記係合片の前記所定間隔が前記係合片と係合部との係合が解除される側に変化するように前記係合片を弾性変形させる係合片変形部とを有することを特徴とする便座取付機構。

前のページに戻る