特許
J-GLOBAL ID:200903065754037628

磁気遮蔽装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-140074
公開番号(公開出願番号):特開2000-329836
出願日: 1999年05月20日
公開日(公表日): 2000年11月30日
要約:
【要約】【課題】アクティブシールド用のコイルの方向不一致があっても、環境磁気雑音を十分に抑制する。【解決手段】この発明の磁気遮蔽装置は、分解・演算装置8において、予め求出された補正行列C1 (=U0 V0 -1)で3次元SQID4による環境磁気雑音測定結果の計測出力を3次元コイル5の各コイルの磁場発生方向のx軸,y軸,z軸の各方向の成分に分解した後、3つの各分解磁場と同一の大きさで反対方向の磁場を3次元コイル5の各コイルが発生するように負帰還する3つの個別算出出力が得られる構成を備え、3次元コイル5の各コイルが3つの算出出力を受けて環境磁気雑音と同一の大きさで反対方向の磁場が合成形成し、環境磁気雑音を打ち消す。コイルの方向不一致は計測出力の分解過程で解消される。
請求項(抜粋):
内部に計測用磁気センサが設置される磁気シールドルームと、磁気シールドルームの内部で計測用磁気センサの近傍となる位置に設置される環境磁気雑音測定用の3次元磁気センサと、前記二つの磁気センサを含む領域に磁場を発生するように磁気シールドルームの内部に固定設置された3次元コイルと、環境磁気雑音測定用の3次元磁気センサからの出力を前記3次元コイルの各コイルの磁場発生方向にそれぞれ分解する出力分解手段と、出力分解手段により得られる各分解出力を基に前記3次元コイルの各コイルのそれぞれに負帰還する出力値を算出する演算手段とを備え、この演算手段の出力値に応じた大きさの磁場を、磁気シールドルームの内の3次元コイルの各コイルそれぞれが発生するように構成されていることを特徴とする磁気遮蔽装置。
IPC (3件):
G01R 33/035 ZAA ,  G12B 17/02 ,  H05K 9/00
FI (3件):
G01R 33/035 ZAA ,  G12B 17/02 ,  H05K 9/00 H
Fターム (17件):
2F078HA11 ,  2G017AA01 ,  2G017AB01 ,  2G017AB02 ,  2G017AC01 ,  2G017AC02 ,  2G017AC09 ,  2G017AD32 ,  2G017AD33 ,  2G017AD42 ,  2G017AD53 ,  2G017BA11 ,  5E321AA33 ,  5E321AA42 ,  5E321BB53 ,  5E321GG05 ,  5E321GG07

前のページに戻る