特許
J-GLOBAL ID:200903065754466642

Vリブドベルト伝動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-147265
公開番号(公開出願番号):特開平8-014340
出願日: 1994年06月29日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 最適なベルト性能を発揮させ、かつオートテンショナのコンパクト化を図る。【構成】 Vリブドベルト1における心体コードの特性(コード収縮力、コード収縮率)をオートテンショナのばねトルクに応じて設定する。それによって、高温条件下でのベルト収縮による長さ変化を、オートテンショナのプーリ3によりVリブドベルト1に付加する力でバランスすることとなり、ベルトの長さ変化が極端に小さくなる。ベルトの長さ変化を小さくできれば、最大ばねトルクを低下させることができ、オートテンショナの捩じりコイルばねのサイズ、ハウジング径も小さくすることができ、結果としてオートテンショナのコンパクト化を図ることができる。
請求項(抜粋):
複数のプーリにVリブドベルトが巻回されてなり、該Vリブドベルトの張力の変動に応じてオートテンショナによってダンピング力を自動的に変化させるように構成されたVリブドベルト伝動装置であって、上記オートテンショナは、固定部材の軸部に回動部材のボス部が回動可能に嵌合され、該ボス部に、Vリブドベルトを押圧するプーリがボス部の軸心と平行な軸心でアーム部材を介して回転自在に支承され、上記固定部材と回動部材との間に、該回動部材を固定部材に対し所定方向に回動付勢するねじりコイルばねがスプリングサポートを介して介装され、上記回動部材の回動付勢力により上記プーリにVリブドベルトを押圧させて所定の張力を付与するように構成され、上記Vリブドベルトは、心体コードの特性がオートテンショナのねじりコイルばねのばねトルクに応じて設定されていることを特徴とするVリブドベルト伝動装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る