特許
J-GLOBAL ID:200903065765588960

直接変換受信機における信号チャネル間の利得及び位相エラー制御方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浅村 皓 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-086732
公開番号(公開出願番号):特開平6-090261
出願日: 1992年02月25日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】【目的】 信号チャネル間の利得エラーおよび位相エラーから生じる歪みを修正して優れた直接変換受信機を提供する。【構成】 直角位相であるベースバンド成分信号IおよびQを運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信機における信号チャネル間の間の不整合による利得エラーおよび位相エラー制御システムであり、元のベースバンド成分信号IおよびQにより定義される位相角の2倍に関連する新しい信号I′および信号Q′が発生される。元のベースバンド成分信号IおよびQ、そして、新しい信号I′および信号Q′に基づいて位相角が決定される。次に、これらの信号からエラー信号が形成され、それを分析してベースバンド成分IおよびQに影響を及ぼす利得および位相エラーを決定することができる。次に、これらの成分を調整して利得エラーおよび位相エラーを修正して受信機内の信号チャネル間のハードウェア不整合を補償することができる。
請求項(抜粋):
直角位相で位相角θAの信号Iおよび信号Qを運ぶ一対の信号チャネルを有する直接変換受信機における信号チャネル間の利得および位相エラー制御方法において、(1)前記信号Iおよび信号Qに基づいて信号I′および信号Q′を次のステップにより発生し、(a)sin(2θA)およびcos(2θA)を表す信号を形成し、(b)これらの前記信号に含まれる直流成分を除去することによりsin(2θA)およびcos(2θA)を表す前記信号に含まれる位相および利得エラーを低減して前記信号I′および信号Q′を生成し、(2) 前記信号I、信号Q、信号I′、および信号Q′に基づいて位相角エラー信号θEを次のステップにより発生し、(a)前記信号Iおよび信号Qに基づいて第1の位相信θAを形成し、(b)前記信号I′および信号Q′に基づいて第2の位相信号θBを形成し、(c)前記第1の位相信号θAおよび第2の位相信号θBに基づいて前記位相角エラー信号θEを形成し、(3)前記位相エラー信号θEを前記第1の位相信号θAの関数として分析し、利得エラーgおよび位相エラーpを決定し、(4)前記信号Iおよび信号Q間の関係を調整して前記利得エラーgおよび位相エラーpを修正する利得および位相エラー制御方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭57-109448
  • 特開平1-241251

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