特許
J-GLOBAL ID:200903065777040138

皮膚の測色方法及び分光反射スペクトルの推定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田治米 登 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-343804
公開番号(公開出願番号):特開平7-174631
出願日: 1993年12月16日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】 皮膚の測色を容易かつ正確に行えるように、カラービデオカメラの出力値に基づいて皮膚の三刺激値X、Y、Zを求め、さらに、得られた三刺激値X、Y、Zに基づいて、分光反射スペクトルを精度よく推定できるようにする。【構成】 予め、所定の観察対象物をカラービデオカメラにより撮影してカメラの出力値R、G、Bを得、一方、該観察対象物を分光測色器により測色して三刺激値X、Y、Zを求め、カメラの出力値R、G、Bと分光測色器により得られた三刺激値X、Y、Zとの変換マトリクスを、カメラの出力値R、G、Bの少なくとも2次の項までを使用するマトリクスとして重回帰分析により決定する。この変換マトリクスを使用して、任意の皮膚に対するカメラの出力値R、G、Bを三刺激値X、Y、Zに変換する。さらに、得られた三刺激値X、Y、Zから、主成分分析法により皮膚の分光反射スペクトルを推定する。
請求項(抜粋):
皮膚をカラービデオカメラで撮影して赤(R)、緑(G)、青(B)についての出力値R、G、Bを得、そのカメラの出力値R、G、Bに基づいて皮膚を測色する方法において、予め、所定の観察対象物をカラービデオカメラにより撮影してカメラの出力値R、G、Bを得、一方、該観察対象物を分光測色器により測色して三刺激値X、Y、Zを求め、カメラの出力値R、G、Bと分光測色器により得られた三刺激値X、Y、Zとの変換マトリクスを、カメラの出力値R、G、Bの少なくとも2次の項までを使用するマトリクスとして重回帰分析により決定し、この変換マトリクスを使用して、任意の皮膚に対するカメラの出力値R、G、Bを三刺激値X、Y、Zに変換することを特徴とする皮膚の測色方法。

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