特許
J-GLOBAL ID:200903065777370510

超音波ドプラ診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-274045
公開番号(公開出願番号):特開平11-104134
出願日: 1997年10月07日
公開日(公表日): 1999年04月20日
要約:
【要約】【課題】 超音波ドプラ診断装置において、フレームレートを低下させることなく画質を向上する。また、ノイズを効果的に除去する。【解決手段】 直交検波後の複素信号に対して自己相関演算が実行され、その自己相関結果である複素信号の実数部及び虚数部のそれぞれに対してフレーム相関処理が行われる。これによって各画素ごとに時間軸方向に平滑化処理がなされる。しきい値処理回路30はフレーム相関後のマグニチュード演算回路から出力される信号のレベルが小さい場合に、速度演算器32の出力を強制的に0にする。これによってノイズなどを抑制できる。速度演算器32では、実数部及び虚数部に基づいて速度を演算する。自己相関後の後の複素信号に対してフレーム相関及びしきい値処理が行なわれるので、それらを偏角演算後に行う場合に比べて効果的な信号処理を実現できる。
請求項(抜粋):
受信信号を直交検波して第1の複素信号に変換する複素信号変換回路と、前記第1の複素信号を入力し、自己相関演算を実行して自己相関結果である第2の複素信号を出力する自己相関回路と、前記第2の複素信号の実数部に対してフレーム相関処理を行う実数部用フレーム相関処理回路と、前記第2の複素信号の虚数部に対してフレーム相関処理を行う虚数部用フレーム相関処理回路と、前記フレーム相関処理後の実数部および虚数部に基づいて速度を演算する速度演算回路と、を含むことを特徴とする超音波ドプラ診断装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)

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