特許
J-GLOBAL ID:200903065777664581

アナログ・ディジタル変換装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-192951
公開番号(公開出願番号):特開平11-041102
出願日: 1997年07月18日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 温度特性などによるアナログ素子定数のばらつきや変化があっても、常に補正を行い優れたS/N比を持つアナログ・ディジタル変換装置を提供する。【解決手段】 オーバーサンプリングされたA/D変調器100の出力データYから得られた、帯域外雑音を除去するためのLPF108を介したデータY′と、LPF108の処理時間だけ遅延させた遅延器109の出力データYDとの差を取り、差分信号すなわち帯域外の量子化雑音のレベルが最も小さくなるように、補正値設定器112から最適な補正係数Kの値を出力させる。
請求項(抜粋):
入力されたアナログ信号に基づく量子化誤差信号を出力する第1のデルタ・シグマ変調器と、前記第1のデルタ・シグマ変調器からの量子化誤差信号を入力とする第2のデルタ・シグマ変調器と、前記第2のデルタ・シグマ変調器の出力信号を入力とし、前記第1のデルタ・シグマ変調器と同じ次数の微分特性を持つ微分器と、前記微分器に接続され係数が変更可能な乗算器と、前記第1のデルタ・シグマ変調器の出力信号と前記乗算器の出力信号とを加算する加算器と、前記加算器の出力信号の帯域外雑音を除去する低域濾波器と、前記低域濾波器の出力信号を間引くデシメータと、前記加算器の出力信号を前記低域濾波器の信号処理に要する時間だけ遅延させる遅延器と、前記遅延器の出力と低域濾波器の出力との差分を取る減算器と、前記減算器の出力信号レベルを検出するレベル検出器と、前記レベル検出器の出力信号の変化に応じて補正値を設定する補正値設定器とを具備し、前記補正値設定器を、前記補正値を前記乗算器の係数として設定するように構成し、前記デシメータの出力信号をディジタル出力信号として取り出すようにしたことを特徴とするアナログ・ディジタル変換装置。
IPC (2件):
H03M 3/02 ,  H03M 1/08
FI (2件):
H03M 3/02 ,  H03M 1/08 A

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