特許
J-GLOBAL ID:200903065779478386

高粘度液体用のタンクローリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合志 元延
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-342347
公開番号(公開出願番号):特開平7-164956
出願日: 1993年12月14日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 第1に、粘度が6000CPを越える高粘度液体であっても、荷卸し時のタンクの底面付近や排出管内における残液発生が抑えられ、事後の洗浄に工数・手間を要することもなく、第2に、しかもこれが、液温を上げることもなくコスト面にも優れて実現される、高粘度液体用のタンクローリを提案する。【構成】 このタンクローリでは、タンク1の円筒形の内タンク3について、その前部6および後部7の底面が、中央部5に向け下降傾斜した形状よりなる。又、荷卸し用の排出管の径が3インチ以上と大きいと共に、排出管の前後配管の長さが極めて短く、排出管の全体的な総延長長さも短く設定されている。そこで荷卸しに際し、各タンク室2内の高粘度液体Aは、円筒形の内タンク3の前部6および後部7の底面の傾斜に沿ってスムースに流下した後、径大で短い排出管を経由し円滑に荷卸しされ、もって、残液発生は抑えられる。
請求項(抜粋):
危険物たる高粘度液体をタンク内に積載して運搬するタンクローリであって、該タンク内は、円筒形の中央部と、該中央部の前後に一体設され底面が前後から中央部に向け下降傾斜した特殊な円筒形の前後部と、該前後部の前後にそれぞれ一体設された鏡板部と、からなると共に、内部が浅い略わん状の仕切板により各タンク室に縦に仕切られており、又、該タンクの中央部下には排出管が付設され、該排出管は、前後配管と左右配管とが連通されてなり、該前後配管の端が底弁を介し該各タンク室に接続されると共に、該左右配管の端が該タンク側下の吐出口に吐出弁を介し接続されており、該排出管は、その径が3インチ以上と大きいと共に、該排出管の前後配管は、長さが短く設定され、ほとんど該底弁への接続部分と該左右配管への連通部分のみから成っていること、を特徴とする高粘度液体用のタンクローリ。
IPC (2件):
B60P 3/22 ,  B65D 88/12
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭59-102630
  • 特開平4-075723

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