特許
J-GLOBAL ID:200903065787079270

ハロゲン化銀写真感光材料及びカラー画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-312616
公開番号(公開出願番号):特開平5-216185
出願日: 1992年10月29日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】【目的】約570nmまたはそれより長波長の単色高密度光光源を少なくとも2種用いた走査露光に適し、解像力に優れ、且つ色分離の悪化が少ないハロゲン化銀カラー写真感光材料を提供する。【構成】少なくとも3種の互いに感色性の異なるハロゲン化銀感光層を支持体上に有し、その少なくとも2種の感光層が、約570nm以上に分光感度極大を有する増感色素により分光増感されたハロゲン化銀乳剤粒子を含有したハロゲン化銀写真感光材料において、該感光材料中に約570nm以上に吸収極大を有する或る種の水溶性染料を少なくとも1種含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
請求項(抜粋):
少なくとも3種の互いに感色性の異なるハロゲン化銀感光層を支持体上に有し、その少なくとも2種の感光層が、570nm以上に分光感度極大を有する増感色素により分光増感されたハロゲン化銀乳剤粒子を含有したハロゲン化銀写真感光材料において、該感光材料中に下記一般式(IV)〜(X)で表される570nm以上に吸収極大を有する水溶性染料を少なくとも1種含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。【化1】式中、R1 は水素原子、ハロゲン原子、スルホン酸基、CONHR7 、SO2NHR7 、NHCOR7 、NHCONHR7 又は、NHSO2 R7 で表わされる基(R7 はアルキル基、アリール基又は複素環基を表わす)を表わし、R2 は水素原子、アルキル基又はアリール基を表わし、R3 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、水酸基、アルコキシ基、NHCOR7 、NHSO2 R7 、又はNHCONHR7 で表わされる基(R7 は前述と同義)を表わし、R4 とR5 はお互いに同じでも異っていてもよく、アルキル基、アリール基、アシル基又はスルホニル基を表わし、R4 とR5 、R4 とR3 又はR5 とR3 が連結して、5又は6員環を形成してもよい。R6 は水素原子、スルホン酸基、NHCOR7 、NHSO2 R7 、SO2 NHR7 又はNHCONHR7 で表わされる基(R7 は前述と同義)を表わし、nは1〜4の整数を表わす。但し、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 又はR6 で表わされる基の少なくとも1つは、置換基としてスルホン酸基を含む。【化2】式中、R8 、R9 、R10、R11は、お互いに同じでも異っていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、水酸基、アミノ基、アルキルアミノ基又はアリールアミノ基を表わし、R12、R13は同じでも異っていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、スルホン酸基を表わす。但し、R8 、R9 、R10、R11、R12又はR13で表わされる基の少なくとも1つは置換基としてスルホン酸基を含む。【化3】式中、R14はスルホン酸基を表わし、mは1〜6の整数を表わす。【化4】式中、R15、R16、R17、R18はお互いに同じでも異っていてもよく、アルキル基、アリール基、アシル基又はスルホニル基を表わし、R19はアリール基、複素環基、又はシアノ基を表わし、R20とR21はお互いに同じでも異っていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、水酸基、アルコキシ基、スルホン酸基、カルボキシル基又はアミノ基を表わし、nとmは1〜4の整数を表わす。但し、R15、R16、R17、R18、R19、R20又は、R21で表わされる少なくとも1つは置換基としてスルホン酸基を含む。【化5】式中、R22、R23、R24又はR25はお互いに同じでも異っていてもよく、水素原子又はスルホン酸基を表わし、Mは水素原子又は金属原子を表わす。但し、分子中に少なくとも2つは、スルホン酸基を含む。【化6】式中、R26、R27、R28、R29はお互いに同じでも異っていてもよく、水素原子又はスルホン酸基を表わし、Mは水素原子又は金属原子を表わす。但し、分子中に少なくとも2つのスルホン酸基を含む。【化7】式中、R30は水素原子、ハロゲン原子、CONHR37、NHCOR37、COR37、CO2 R37、NHCONHR37又はNHSO2 R37で表わされる基(R37はアルキル基、アリール基又は複素環基を表わす)を表わし、R31、R32又はR33は、お互いに同じでも異っていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、NHCOR37、NHCONHR37又はNHSO2 R37で表わされる基(R37は前記と同義)を表わし、R32とR33が連結して5又は6員環を形成していてもよく、R34とR35はお互いに同じでも異っていてもよく、アルキル基、アリール基、アシル基又はスルホニル基を表し、R34とR35、R34とR36又はR35とR36が連結して、5又は6員環を形成していてもよく、R36は、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、水酸基、アルコキシ基、NHCOR37、NHSO2 R37、NHCONHR37で表わされる基(R37は前述と同義)を表わし、nは1〜4の整数を表わす。但し、R30、R31、R32、R33、R34、R35又はR36で表わされる基の少なくとも1つは置換基としてスルホン酸基を含む。
IPC (6件):
G03C 7/20 ,  G03C 1/06 ,  G03C 1/14 ,  G03C 1/83 ,  G03C 5/08 ,  G03C 7/407

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