特許

J-GLOBAL ID：200903065793174411

気泡除去システム及び方法

発明者： 鈴木 隆司
出願人/特許権者： 株式会社オーパス
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-158278
公開番号（公開出願番号）：特開平8-318103
出願日： 1995年05月23日
公開日（公表日）： 1996年12月03日
要約：

【要約】【目的】 運動する本体に装着される液体システム中の気泡を除去することにある。【構成】 動揺するタンク内の液体をポンプにより吸引吐出する液体システムにおいて、タンクへの戻り回路上に、旋回流を与え気泡を装置軸中心に集合させ、背圧を与え集合気泡を排出する気泡除去装置を組込む。システムよりタンクに戻る途中で液体を気泡除去装置導き気泡を除去した後、ポンプ吸入側に流入させることにより、タンク内で液体中に巻き込む気泡の影響を排除する。

請求項（抜粋）：

運動を行う本体に設置されタンクと;ポンプと;該ポンプ吐出側の油圧装置と;該油圧装置の戻り回路に設置された、1端に少なくとも1個の流入口と他端に流出口とを有する横断面円形の流体室から構成され、前記流入口が流体を流体室の横断面円形の内壁に対して接線流れを生ぜしめることと、前記流体室は前記流入口から前記流出口方向へ直径が漸次連続して減少する流体室を包含し、該流体室の前記流入口側の端面と該流体室の最小直径位置付近の間に開口する放気口または放気管を前記流体室の軸心と共軸に設けたことを特徴とする気泡除去装置と;から構成される油圧装置において、戻り配管にタンク内作動油の流入出口を設けてポンプ吸入口と接合させたことを特徴とする油圧回路の気泡除去システム。