特許
J-GLOBAL ID:200903065793777493
超音波診断装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-113055
公開番号(公開出願番号):特開平11-299780
出願日: 1998年04月23日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 音響レンズ層を有したプローブを用いる超音波診断装置の画質の向上を図る。【解決手段】 各振動子Aiから発せられた超音波が音響レンズ層8を通過する時間と、その外側の生体を伝播してフォーカス点Fに至る時間との合計が最小となるように、音響レンズ層表面22上での超音波経路の通過点Piを求め、超音波経路を決定する。決定された経路は一般に音響レンズ層表面22において屈折する。この経路に基づいて、電子フォーカスの各振動子間でのディレイ量を求めることにより、音響レンズ層8での屈折が補正され、フォーカスの精度が向上する。受信においても、同様にして求めたディレイ量によりフォーカス精度が向上する。これらにより良好な鮮明度を有した生体断面画像が得られる。
請求項(抜粋):
複数の振動子が配列された振動子アレイと前記振動子アレイの表面に設けられ前記各振動子から放射される超音波をアレイ方向に対し垂直な方向について集束させる音響レンズ層とを含んだプローブと、前記振動子アレイにより送波又は受波される超音波ビームの電子走査を行う走査制御手段とを有する超音波診断装置において、前記走査制御手段は、前記音響レンズ層での超音波の屈折を考慮した前記各振動子とフォーカス点との間の超音波経路に基づいて、前記電子走査における各振動子間の遅延時間を定めることを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/00
, G01N 29/24 502
, G01S 7/523
FI (3件):
A61B 8/00
, G01N 29/24 502
, G01S 7/52 E
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