特許
J-GLOBAL ID:200903065795582991

移動端末装置及びこれを用いた移動体衛星通信シ ステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-297166
公開番号(公開出願番号):特開平7-154856
出願日: 1993年11月29日
公開日(公表日): 1995年06月16日
要約:
【要約】【目的】移動体衛星通信システムの移動端末装置のシャドウイング頻発地域移動時の稼働率を高める。【構成】移動端末装置は、位置計算回路132でGPS衛星の信号から現在位置を算出し、速度・加速度センサー138,方位センサー139により今後の移動先位置を予測し、データベース133の通信衛星の見通し地図情報を参照してアンテナ120による通信衛星との通信が可能となる時間帯を予測する。この通信可能時間帯は、アンテナ120よりも前方部に設けた先読み用のアンテナ110で受信した通信衛星からの信号の電界強度から求めることもできる。入出力部180,音声エンコーダ172によりメッセージ情報,音声情報を入力しディジタルデータ化して送信バッファメモリ140に一時蓄積し、予測した通信可能時間帯になると読出して通信衛星へ送信する。このとき、データを所定単位通信時間長の複数パケットに分割すればさらに稼働率が高まる。
請求項(抜粋):
陸上の移動体に搭載され、前記移動体の移動に伴い固定障害物により見通しの良否が変動する静止型の通信衛星を通して相手先とディジタル双方向無線通信を行う移動端末装置において、前記通信衛星との間で電波信号によりディジタルデータの送受信を行う無線送受信手段と、マンマシンインタフェースを有し前記ディジタルデータと入出力情報との相互変換を行う入出力手段と、前記移動体の移動範囲内の前記通信衛星との通信が可能な位置および不可能な位置を示す見通し地図情報をあらかじめ設定した見通し地図データベースと、無線位置測定システムからの信号に基づき前記移動体の現在位置を検出する位置検出手段と、前記移動体の移動方向および速度を検出する移動検出手段と、前記位置検出手段および前記移動検出手段の検出出力に基づいて前記見通し地図データベースを参照し移動に従って前記通信衛星との通信が可能となる開始時刻および持続時間を示す通信可能時間帯を予測する通信可能予測手段と、前記入出力手段より入力されディジタルデータ化された前記相手先へ送信すべき情報を一時蓄積する送信情報蓄積手段と、前記通信可能予測手段により予測された前記通信可能時間帯において前記送信情報蓄積手段に蓄積されたディジタルデータを順次読出し前記無線送受信手段を介して前記通信衛星へ送信する送信制御手段と、を備えることを特徴とする移動端末装置。
IPC (3件):
H04Q 7/38 ,  H04B 7/15 ,  H04B 7/26
FI (4件):
H04B 7/26 109 A ,  H04B 7/15 Z ,  H04B 7/26 A ,  H04B 7/26 109 M

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