特許

J-GLOBAL ID：200903065801555896

発電機の起動停止計画作成装置

発明者： 村井 雅彦
出願人/特許権者： 株式会社東芝
代理人 (1件)： 須山 佐一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-097597
公開番号（公開出願番号）：特開2002-300720
出願日： 2001年03月29日
公開日（公表日）： 2002年10月11日
要約：

【要約】【課題】 ラグランジュ緩和法における切除平面法の計算を加速することによって、短時間にかつ容易に発電機の起動停止計画が得られるような発電機の起動停止計画作成装置を提供する。【解決手段】 本発明の発電機の起動停止計画作成装置は、ラグランジュ緩和法によって初期計画を作成する初期計画作成手段と予備力制約を満たさない解に対して修正する初期計画修正手段とを備え、初期計画作成手段は、初期値設定手段と部分問題求解手段とラグランジュ乗数更新手段と収束判定手段とを備え、ラグランジュ乗数更新手段は、従来の線形計画問題の解の基底形式を、新たに追加された制約式で変換された基底形式で表現し、新たな線形計画問題を双対単体法によって解く。

請求項（抜粋）：

電力需要予測データ及び発電機設備データに基づいて電力需給バランスと予備力制約と発電機ごとの運転制約とを満足するように発電機の起動停止及び出力を決定する、ラグランジュ緩和法による初期計画作成手段と、予備力制約を満たさない解に対して発電機の起動停止を修正する初期計画修正手段と、を備えた発電機の起動停止計画作成装置において、前記初期計画作成手段は、ラグランジュ乗数の初期値を設定する初期値設定手段と、動的計画法を適用して部分問題を解く部分問題求解手段と、切除平面法を適用してラグランジュ乗数を更新するラグランジュ乗数更新手段と、反復計算が収束したか否かを判定する収束判定手段とを有し、前記ラグランジュ乗数更新手段は、線形計画問題の解の基底形式を記憶しておく基底形式記憶手段と、新たに追加された制約式を記憶しておいた基底形式に変換する追加制約式変換手段と、変換された基底形式から新たな線形計画問題を双対単体法によって解く線形計画問題求解手段とを有することを特徴とする発電機の起動停止計画作成装置。

IPC (4件)：

H02J 3/00 ,  G06F 17/10 ,  G06F 17/60 110 ,  G06F 19/00 110

FI (5件)：

H02J 3/00 G ,  H02J 3/00 A ,  G06F 17/10 Z ,  G06F 17/60 110 ,  G06F 19/00 110

Fターム (8件)：

5B056AA04 ,  5B056BB92 ,  5B056HH00 ,  5G066AA03 ,  5G066AA05 ,  5G066AA07 ,  5G066AE03 ,  5G066AE09