特許
J-GLOBAL ID:200903065804234799

画像処理による輝度測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 和男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-313443
公開番号(公開出願番号):特開平5-145836
出願日: 1991年10月31日
公開日(公表日): 1993年06月11日
要約:
【要約】【目的】 簡単な計測によって種々施設の輝度分布が測定でき、リアルタイムで照明状態の評価を可能とする。【方法】 テレビカメラ1で撮影しビデオテープレコーダ3に取り込んだ画像情報の再生画像信号を後段に接続した画像処理装置4に取り込み、該画像処理装置4の後段に接続したモニタテレビ5のディスプレイ6上に表示する。画像処理装置4により、絞り値とレンズ2の周辺減光特性,テレビカメラ1のガンマ特性,光源の色温度等の補正処理を行った後、輝度値へ変換する。物体の形状に測定視野を限定してその平均輝度〔Acd/cm2 〕を算出した物体の輝度値と、背景部分に視野を限定してその平均輝度〔Bcd/cm2 〕を算出した背景輝度の比〔A/B〕により、物体の視認性を評価する。
請求項(抜粋):
各種物体の視認性評価において、テレビカメラで撮影しビデオテープレコーダに取り込んだ画像情報の再生画像信号を後段に接続した画像処理装置に取り込み、該画像処理装置の後段に接続したモニタテレビのディスプレイ上に表示するに際して、画像処理装置により、(1)予め実験により求めた補正係数から、撮影時の絞り値とレンズの周辺減光特性による補正を行う。(2)予め実験により求めた補正係数から、テレビカメラのガンマ特性の補正を行う。(3)予め実験により光源の色温度補正係数を求めておき、そのときの光源に合わせて補正係数を選択し、照明光源の種類による色温度の補正を行う。等の、取り込んだ画像信号を輝度値に変換するための補正処理を行った後、換算を行い輝度値へ変換すると共に、(4)物体の形状に測定視野を限定し、限定した視野内の平均輝度〔Acd/cm2〕 を算出し、物体の輝度値とする。(5)背景部分に視野を限定して、その平均輝度〔Bcd/cm2〕 を算出し、背景輝度とする。(7)上記平均輝度の比〔A/B〕により、物体の視認性を評価する。ことを特徴とする画像処理による輝度測定方法。
IPC (3件):
H04N 5/238 ,  G01J 1/42 ,  H04N 5/243
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特開昭54-053816
  • 特開昭60-032483
  • 特開昭60-201779

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