特許
J-GLOBAL ID:200903065806467731

放射性廃液の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-069517
公開番号(公開出願番号):特開平8-271692
出願日: 1995年03月28日
公開日(公表日): 1996年10月18日
要約:
【要約】【目的】再処理硝酸ナトリウム廃液から再処理利用可能な硝酸と水酸化ナトリウムを回収する。【構成】硝酸ナトリウム廃液に対し硝酸による脱炭酸を実施した後、リン酸ランタン共沈法とゼオライトイオン交換法により廃液から放射性核種を除去する。その後、3室電解透析を行って硝酸と水酸化ナトリウムを回収する。廃液に硝酸を加えることで廃液中の炭酸イオンを除去する。リン酸ランタン共沈法によって廃液中に難溶性塩であるリン酸ランタンを生成させ、広いpH範囲でのアクチニド,希土類,遷移金属,アルカリ土類金属を除去する。またゼオライトイオン交換法でセシウムを選択的に除去できる。放射性核種を除去した後の廃液に3室電解透析を行い硝酸と水酸化ナトリウムを同時に回収できる。
請求項(抜粋):
放射性物質取扱い施設から発生する中性の塩を含む廃液から放射性核種を除去した後に、前記廃液中の中性の塩を酸とアルカリに分解して、その酸とアルカリを回収し、放射性物質取扱い施設中で再利用することにより放射性廃棄物の発生量を低減させる放射性廃液の処理方法において、前記放射性核種を廃液中から除去する前に廃液中の中性塩を分解した際に生成する酸と同種の酸を添加し廃液のpHを調整するpH調整工程と、廃液中の放射性核種を共沈剤を添加して共沈させた後、沈殿物を廃液から除去することにより廃液から放射性核種を除去する共沈除去工程と、廃液中の放射性核種をイオン交換により除去するイオン交換放射性核種除去工程と、放射性核種を除去した後の廃液の中性塩を電気透析により酸とアルカリに分解する分解工程とを有することを特徴とする放射性廃液の処理方法。
IPC (7件):
G21F 9/06 511 ,  G21F 9/06 ,  B01D 61/44 500 ,  B01J 20/18 ,  C02F 1/469 ,  G21F 9/10 ,  G21F 9/12 512
FI (7件):
G21F 9/06 511 B ,  G21F 9/06 G ,  B01D 61/44 500 ,  B01J 20/18 B ,  G21F 9/10 E ,  G21F 9/12 512 A ,  C02F 1/46 103

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