特許
J-GLOBAL ID:200903065807785044

鋼材による木材用継手

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-260308
公開番号(公開出願番号):特開平7-082804
出願日: 1993年09月13日
公開日(公表日): 1995年03月28日
要約:
【要約】【目的】 従来の工法が抱える問題点、即ち複雑な工程、要熟練、高工作効率の困難性、更に複雑な仕口による断面欠損の増大から生じる強度上の問題、熟練技術者の高齢化等を考慮し、これらの問題点に対し十分な強度の確保、現場技術者の施工技術によらないバラツキのない加工、施工過程の簡略化、コストの低減等の観点から焦点をあて開発したものである。【構成】鋼板(正方形又は矩形)又は角状金属筒(角形鋼管JIS G 3466)に、各種鋼板を図1のように直角に溶接若しくは折り曲げることによって構成される、土台、柱、梁、胴ざし等を固定する為の鋼材による木材用継手。
請求項(抜粋):
梁、胴ざしと柱の継手鋼板(正方形又は矩形)(3)に二対の三角状の鋼板(8,9,10,11)を(図1)のように垂直に溶接し、更にその鋼板の垂直方向にそれぞれが直交する四角状の鋼板(1,2)を溶接し、当該三角状の鋼板に付属の継手用鋼板(4,5,6,7)を少なくとも一方向に、必要であれば全方向に溶接した一体化を特徴とする継手。猶当該四角状の鋼板(1,2)は、柱を支える為のボルト等の固定具用孔を少なくとも二つ必要とし、当該付属の継手用鋼板(4,5,6,7)も同様の固定具用孔を少なくとも二つ要する。梁の固定具として、(図4(a))に示すように、鋼板の上部をL型に加工したもので底部に梁押さえ用の鋼板を溶接したもの(32)を、当該付属の継手用鋼板(4,5,6,7)にボルトにより接合し使用できる。さらに梁の固定具として、(図4(b))に示すように鋼板の底部に梁押さえ用の鋼板を溶接したもの(33)又は(図4(c))に示すように鋼板に梁受けナットを溶接したもの(34)を、当該付属の継手用鋼板(4,5,6,7)に代えて、溶接により接合し使用できる。但し(図4(c))においては、(図4(d))に示す鋼板(35)及びボルト(36)を使用し梁押さえとする。当該梁の固定具は、梁の成に合わせて長さを調節できる。以上を特徴とする鋼材による木材用継手。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-233136
  • 特開昭62-111041

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