特許
J-GLOBAL ID:200903065829535068

トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-331787
公開番号(公開出願番号):特開2001-146925
出願日: 1999年11月22日
公開日(公表日): 2001年05月29日
要約:
【要約】【課題】本発明は、臨界トルクを調整することができるトルクリミッタを提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係るトルクリミッタ20は、例えば、内軸部材としての入力部材2と、コイルばね4と、外軸部材としての出力部材22、アジャスタリング24及びキャップ8を備える。出力部材22の入力側の端面には、コイルばね4の出力側端部に設けらた係止片4aを係止する突起22dが設けられている。アジャスタリング24は、内周面に半径方向に突起したコイルばねを内径方向に規制する規制部24aを備える。このトルクリミッタ20は、アジャスタリング24を出力部材22に対して周方向に位置を調整することによって、コイルばねの拡径量を規制して臨界トルクを調整することができる。
請求項(抜粋):
互いに同軸に配設された内軸部材と、前記内軸部材の外周に隙間をもって収納する外軸部材と、前記内軸部材の外周面に嵌着し、かつ前記外軸部材に一端が係止されるコイルばねとを備え、前記内軸部材と外軸部材との間で、前記コイルばねの嵌着がより締まる方向に回転トルクを伝達でき、かつ、前記コイルばねの嵌着がより緩む方向に所定の臨界量の回転トルクを伝達するトルクリミッタにおいて、前記コイルばねの係止端近傍の巻回部位を内径方向に規制する第1規制部を備えて、前記内軸部材と外軸部材との間で前記コイルばねの嵌着がより緩む方向に伝達される回転トルクの臨界量を調整し得ることを特徴とするトルクリミッタ。

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