特許
J-GLOBAL ID:200903065831229888

ハイブリッド型ステップモータを用いたジンバル機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-014103
公開番号(公開出願番号):特開平10-213438
出願日: 1997年01月28日
公開日(公表日): 1998年08月11日
要約:
【要約】【課題】 従来のジンバル機構に用いられていたモータは、マグネット板を各ロータヨークで挟持したハイブリッド構造のステップモータであるため、ステータヨークの各歯に巻回されたステータコイルがケーシングの内側に位置しているため、各歯に対するコイル巻が難しく、コイル巻の密度を向上させることができず、トルク/電流特性も十分ではなく、減速部を用いなければジンバルを駆動することができず、大形化していた。【解決手段】 本発明によるハイブリッド型ステップモータを用いたジンバル機構は、アウタロータ型であるため、ステータヨーク(9,10)の外周のコイル受溝(20a,21a)にコイル(22,23)が設けられ、コイル実装密度を向上させてトルクアップを得ることができ、第1部材(200)の内側にハイブリッド型ステップモータ(300)を設けてダイレクトドライブを可能とし、ジンバル機構(400)の小型化(省スペース化)を達成できる構成である。
請求項(抜粋):
少なくとも第1部材(200)と第2部材(201)をモータにより相対回転させるジンバル機構において、前記モータをなすハイブリッド型ステップモータ(300)は、固定軸(1)に互いに離間して設けられた1対の軸受(2,3)と、前記各軸受(2,3)を介して回転自在に設けられたロータケース(4)と、前記ロータケース(4)の内面に設けられ複数のロータ歯(7)を有する輪状ロータヨーク(6)と、前記固定軸(1)にマグネツト板(8)を介して軸方向に並設された第1、第2ステータヨーク(9,10)と、前記各ステータヨーク(9,10)の外周に形成された複数のステータ歯(9a,10a)と、前記各ステータヨーク(9,10)の軸方向における中央位置でかつ外周位置に形成された第1、第2コイル受溝(20a,21a)と、前記各コイル受溝(20a,21a)に設けられた第1、第2コイル(22,23)とを備え、前記各ステータヨーク(9,10)は互いに異なる極性を構成すると共に、前記固定軸(1)には前記第1部材(200)が接続され、前記ロータケース(4)には前記第2部材(201)が設けられていることを特徴とするハイブリッド型ステップモータを用いたジンバル機構。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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