特許
J-GLOBAL ID:200903065837414881
マイクロカーネル・データ処理システム用の無名応答ポートの方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-154172
公開番号(公開出願番号):特開平8-016411
出願日: 1995年06月21日
公開日(公表日): 1996年01月19日
要約:
【要約】【目的】 プロセス間通信サブシステム内の無名応答ポート機構を提供する。【構成】 クライアントである送信側タスクは、その双方向メッセージを送信/受信メッセージとして公式化することができる。送信/受信メッセージは、サーバである宛先タスクと応答ポートのアイデンティティとを指名するフィールドを含んでいる。クライアントである送信側タスクは、無名応答ポートをサーバである宛先タスクからの応答のための指定ポートとして受け入れることを示す指示を、応答ポート・フィールドに入れる。この指定により、プロセス間通信サブシステムは、サーバである宛先タスクから見たように、メッセージの明らかなセンダーになる。クライアントである送信側タスクは、双方向メッセージの送信に対する応答としてサーバである宛先タスクからの応答を待つ必要がなくなる。
請求項(抜粋):
マイクロカーネル・アーキテクチャにおけるプロセス間通信用のシステムであって、データ処理システム内にあって、データおよびプログラム式命令を格納するメモリ手段と、前記メモリ手段に結合され、前記プログラム式命令を実行するプロセッサ手段と、前記メモリ手段内にあって、前記メモリ手段内の複数のタスク間の動作を調整するマイクロカーネル手段と、前記マイクロカーネル手段内にあって、前記メモリ手段内の複数のタスク間のメッセージ引渡しを調整するプロセス間通信手段と、前記メモリ手段内にあって、第1の通信ポートを定義する1組の属性を有し、さらに前記プロセッサ手段内で命令を実行する第1のスレッドを有する第1のタスクであって、無名応答指示とともに宛先ポートに送信する第1のメッセージを形成する第1のタスクと、前記プロセス間通信手段内にあって、それが前記宛先ポートに送信する代用メッセージ内の前記応答指示のために無名ポートを代用する無名応答ポートと、前記メモリ手段内にあって、前記宛先ポートを定義する1組の属性を有し、さらに前記プロセッサ手段内で命令を実行する第2のスレッドを有する第2のタスクであって、前記代用メッセージに対する応答メッセージを形成し、前記応答メッセージを前記無名ポートに送信する第2のタスクとを含み、前記無名応答ポートが、前記第1のタスクのポートに送信する代用応答メッセージの宛先として前記第1のタスクのポートを代用する、システム。
IPC (4件):
G06F 9/46 340
, G06F 9/46 360
, G06F 15/16 370
, G06F 15/16 430
引用特許:
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