特許
J-GLOBAL ID:200903065839284098

磁気記録媒体の製造方法及び磁気記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 亨
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-067481
公開番号(公開出願番号):特開平8-263839
出願日: 1995年03月27日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 複数個のカレンダーロールを用いて処理して得る磁気記録媒体について、表面平滑性に優れ電磁変換特性の良好な磁気記録媒体及びその製法の提供。【構成】 非磁性支持体上に、非磁性粉末単独(又は強磁性粉末を併用)を結合剤中に分散させた下層と、その上に強磁性粉末を結合剤中に分散させた磁性層からなる最上層とを有し、複数個のカレンダーロールを用いて処理する際、磁気記録媒体の支持体を挟んで磁性層と反対側に接触する弾性ロールの硬度が、ショアD硬度で93°以上である弾性ロールを使用し、カレンダーロールにかける圧力は480kg/cm<SP>2 </SP>以上であり、かつこの磁気記録媒体の前記磁性層と前記下層のガラス転移温度の関係が、磁性層<下層で、磁性層のガラス転移温度が-10°C以上で、磁性層と下層のヤング率の関係が磁性層<下層で、磁性層のヤング率が900kg/mm<SP>2 </SP>以上である磁気記録媒体及びその製造方法。
請求項(抜粋):
非磁性支持体上に、非磁性粉末を結合剤中に分散させて含有する下層を少なくとも1層設け、その上に強磁性粉末を結合剤中に分散させて含有する磁性層からなる最上層を設けた磁気記録媒体を、複数個のカレンダーロールを用いてカレンダー処理する磁気記録媒体の製造方法において、前記磁気記録媒体の支持体を挟んで磁性層と反対側に接触するロールとして、その硬度が、ショアD硬度で93°以上である弾性ロールを使用し、カレンダーロールにかける圧力は480kg/cm<SP>2 </SP>以上であり、かつこの磁気記録媒体の前記磁性層と前記下層のガラス転移温度(Tg)の関係が、磁性層<下層であり、磁性層のガラス転移温度が-10°C以上であり、磁性層と下層のヤング率の関係が磁性層<下層であり、磁性層のヤング率が900kg/mm<SP>2 </SP>以上であることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
IPC (4件):
G11B 5/84 ,  G11B 5/70 ,  G11B 5/842 ,  G11B 5/86
FI (4件):
G11B 5/84 A ,  G11B 5/70 ,  G11B 5/842 A ,  G11B 5/86 C

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