特許
J-GLOBAL ID:200903065850018243

原子炉非常用補給水設備

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148494
公開番号(公開出願番号):特開平10-325891
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月08日
要約:
【要約】【課題】 原子力発電所の建設費の低減を図れる原子炉非常用補給水設備を得ることである。【解決手段】 原子炉建屋の運転床に設けられた機器貯蔵ピット8に予め水を貯蔵しておき、非常時には、復水貯蔵槽1に代えて機器貯蔵ピット8から注水ポンプ2に水を供給する。従って復水貯蔵槽1が不要になる。また、使用済燃料プール7に水を注水する燃料プール冷却浄化ポンプ9に対しても、機器貯蔵ピット8から水を供給する。従って、サプレッションプール浄化系ポンプ5が不要になり建設費の低減が図れる。
請求項(抜粋):
原子炉冷却系の非常時に復水貯蔵槽からの水を注水ポンプで原子炉に供給すると共に、前記復水貯蔵槽から圧力抑制室への浄化水を供給するサプレッションプール浄化系ポンプにて使用済燃料プールに水を供給するようにした原子炉非常用補給水設備において、前記復水貯蔵槽に代えて、原子炉建屋の運転床に設けられた機器貯蔵ピットに予め水を貯蔵しておき、非常時に前記機器貯蔵ピットから前記注水ポンプに水を供給するための吸込み配管を設け、前記サプレッションプール浄化系ポンプに代えて、前記使用済燃料プールに水を注水する燃料プール冷却浄化ポンプに前記機器貯蔵ピットから水を供給するための供給配管を設けたことを特徴とする原子炉非常用補給水設備。

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