特許
J-GLOBAL ID:200903065853637920
多炭種対応制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高橋 昌久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-272061
公開番号(公開出願番号):特開平11-094205
出願日: 1997年09月18日
公開日(公表日): 1999年04月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、粉砕性の違いによるミル排炭特性を考慮したボイラ入力加速設定値(BIR)を得る事の出来る多炭種対応制御装置を提供すること。【解決手段】 本発明は、火炉の吸収熱量推定値を算出する火炉吸収熱量推定器40と、最終再熱器の吸収熱量推定値を算出する最終再熱器吸収熱量推定器50と、前記2つの吸収熱量推定値との比を算出する除算器60と、該除算器60により求めた吸収熱量推定比に基づいてガス分配ダンパ設定値およびガス再循環通風機の回転数設定値を夫々出力する関数発生器64、65とを具えた多炭種対応制御装置において、前記吸収熱量推定比に基づいてボイラの燃焼特性を把握し、ボイラ入力加速設定値の補正信号を出力する関数発生器66と、ミルの給炭量から求めるミル電流の設定信号と計測データとの偏差信号から求める低HGI炭(粉砕しにくい炭)に対応する補正信号を演算する関数発生器77とを具備し、前記2つの補正信号を加算器81により加算してボイラ入力加速設定補正値を算出することを特徴とする。
請求項(抜粋):
火炉における流体計測データに基づいて推定される火炉の吸収熱量推定値を算出する第1の推定手段と、最終再燃器における流体計測データに基づいて推定される最終再燃器の吸収熱量推定値を算出する第2の推定手段と、前記第1の推定手段にて算出された火炉の吸収熱量推定値と前記第2の推定手段にて算出された最終再燃器の吸収熱量推定値との比を算出する推定比算出手段と、前記推定比算出手段により求めた吸収熱量推定比に基づいてボイラの燃焼特性を把握し、ガス分配ダンパ設定値およびガス再循環通風機の回転数設定値を夫々出力する第1及び第2の演算手段と、を具えた性状の異なる複数の石炭を燃料として使用する石炭焚きボイラに付設される多炭種対応制御装置において、前記推定比算出手段により求めた吸収熱量推定比に基づいてボイラの燃焼特性を把握し、ボイラ入力加速設定値の補正信号を出力する第3の演算手段と、ミルの給炭量から求めるミル電流の設定信号と計測データとの偏差信号から求める低HGI炭(粉砕しにくい炭)に対応する補正信号を演算する第4の演算手段とを具備し、前記2つの補正信号を加算してボイラ入力加速設定補正値を算出することを特徴とする多炭種対応制御装置。
IPC (2件):
F22B 35/00
, F23N 1/00 113
FI (2件):
F22B 35/00 A
, F23N 1/00 113 Z
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