特許
J-GLOBAL ID:200903065865974680

蓄圧式燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-270930
公開番号(公開出願番号):特開平10-122073
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 蓄圧式燃料噴射装置においてパイロット噴射を行う場合に、インジェクタ内の燃料通路に発生する圧力脈動を抑制する。【解決手段】 高圧燃料を貯溜するコモンレールから燃料分配通路の末端であるインレット通路42を経てインジェクタ52に流入する燃料は、分岐部1Bにおいて油溜まり室側の燃料通路43と制御室側の燃料通路44に分流するが、その分岐部に近い下流側の通路43,44の少なくとも一方に、流量制御手段としてのオリフィス53,54が設けられる。
請求項(抜粋):
内燃機関の各気筒毎に設けられる燃料噴射弁、前記燃料噴射弁に供給する燃料の圧力を蓄圧するコモンレール、前記コモンレールに高圧燃料を供給する高圧供給ポンプ、前記コモンレールと前記燃料噴射弁とをそれぞれ連通する燃料分配通路、及び前記コモンレールと前記高圧供給ポンプとを連通する燃料供給通路を備えていると共に、前記燃料噴射弁が燃料圧力によってニードルを開弁位置に向かって付勢する油溜まり室、それに対抗して前記ニードルを閉弁位置に向かって付勢する付勢手段、前記付勢手段と協働して制御された燃料圧力によって前記ニードルを閉弁位置に向かって付勢する制御室、及び前記制御室の燃料圧力を制御する電磁弁を備えていて、前記コモンレールから前記燃料噴射弁のそれぞれに向かって延びる前記燃料分配通路が、前記燃料噴射弁への入口に形成された分岐部によって、前記油溜まり室まで延びる油溜まり室側の燃料通路、及び前記制御室まで延びる制御室側の燃料通路に分岐している蓄圧式燃料噴射装置において、前記分岐部に近い下流側の前記油溜まり室側の燃料通路と前記制御室側の燃料通路との少なくとも一方の通路に流量制御手段を設けることによって、前記燃料噴射弁が燃料を噴射した際に前記一方の通路内に発生する燃料の流量に対して、前記コモンレールの容積と全ての前記分配通路及び供給通路の容積の総和である全配管容積と、当該一方の通路の容積との差を、前記全配管容積によって除した比率の流量の燃料が、前記流量制御手段を経て流入するようにしたことを特徴とする蓄圧式燃料噴射装置。
IPC (4件):
F02M 37/00 ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/06 ,  F02M 55/02 350
FI (4件):
F02M 37/00 C ,  F02M 47/02 ,  F02M 51/06 Z ,  F02M 55/02 350 E

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