特許
J-GLOBAL ID:200903065867773029

コバルト触媒ポリマ-のための金属奪活剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-037173
公開番号(公開出願番号):特開平11-279334
出願日: 1999年02月16日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】 慣用の混合装置でトランス1,4ブタジエンを加工するために必要な加熱処理中の、残存重合触媒金属での酸化性架橋によるゲル化を防止する。【解決手段】 本発明は、ある種の置換安息香酸がポリマー中の金属奪活剤として働くという予期されない発見に基づく。本発明の技術を利用することによって、トランス1,4ポリブタジエンのようなポリマー中のプロオキシダントとして働く残存コバルト及び/または他のニッケルような金属が奪活され得る。本発明はさらに詳細には、トランス1,4ポリブタジエン並びにサリチル酸、チオサリチル酸及びアセチルサリチル酸より成る群から選択される置換安息香酸を含む安定化されたトランス1,4ポリブタジエン組成物を開示する。
請求項(抜粋):
ゴム状ポリマー、及び構造式【化1】{式中、R1は-OH、-SHまたは【化2】(R6は1〜約12の炭素原子を含むアルキル基を表す)を表し、そしてR2、R3、R4及びR5は同じかまたは異っていてよく、かつ水素原子または1〜約12の炭素原子を含むアルキル基を表す}を有する置換安息香酸を含む、安定化されたゴム状ポリマー組成物であって、置換安息香酸が0.04phr〜1phrの範囲内の量で存在する、前記の組成物。
IPC (2件):
C08L 9/00 ,  C08K 5/09
FI (2件):
C08L 9/00 ,  C08K 5/09

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