特許
J-GLOBAL ID:200903065868471603
レーダ信号処理装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-281566
公開番号(公開出願番号):特開平6-130145
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】この発明の目的は、反射信号振幅の小さい目標であっても容易に検出、追尾可能なレーダ信号処理装置を提供することにある。【構成】この発明に係るレーダ信号処理装置は、スキャン画面の各画素振幅情報から明らかにノイズと判別されるものを無効とした後、スキャン画面ごとに蓄積記憶しておく。そして、記憶された初期スキャン画面の任意の画素を仮想目標として特定し、初期スキャン画面を含む連続したスキャン画面間に渡って、仮想目標画素を起点とする仮想運動経路を想定し、その系路上に位置する画素の有効/無効を判別する。有効画素ならば、同一仮想目標と判定抽出し、その個数と観測したスキャン画面数から仮想目標が真の目標である目標確率を演算する。この目標確率が規定値以上ならば、仮想目標を真の目標と判定する。
請求項(抜粋):
レーダ受信信号から順次得られるスキャン画面の各画素振幅情報について明らかにノイズと判別されるものを無効とするノイズ除去手段と、この手段を経た画素振幅情報をスキャン画面ごとに蓄積記憶する記憶手段と、この手段に記憶された初期スキャン画面の任意の画素を仮想目標として特定する仮想目標特定手段と、予め被検出目標の仮想運動経路が与えられ、前記記憶手段に記憶された初期スキャン画面を含む連続した規定回数のスキャン画面間に渡って、初期スキャン画面の仮想目標画素を起点とする仮想運動経路を想定し、その系路上に位置する画素の有効/無効を判別し、有効画素を同一仮想目標と判定抽出する同一仮想目標抽出手段と、この手段で抽出された同一仮想目標における有効画素数を求め、この個数と観測したスキャン画面数から仮想目標が真の目標である目標確率を演算する目標確率演算手段と、この手段で得られた目標確率が規定値以上となる仮想目標を真の目標と判定することで目標検出追尾を行う目標検出追尾手段とを具備するレーダ信号処理装置。
IPC (2件):
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